【教育資金の作り方】低解約返戻金型終身保険を契約!我が家が契約で迷ったポイントと契約内容
我が家には、小学生と幼稚園児の息子がいます。将来の教育資金確保のため長男用の学資保険には加入していますが、次男に関してはノープラン…。
そこで、学資保険、NISA、低解約返戻金型終身保険の3つを調べて検討を重ね、このほど低解約返戻金型終身保険に加入することを決意しました。今回は、実際の契約内容をお伝えしていきます。
教育資金に低解約返戻金型終身保険を選んだ決め手
筆者の家庭では、幼稚園児である次男の教育資金の目標額を「18歳(大学生)になるまでに300万円」と設定し、貯める方法を考えてきました。長男と同様に学資保険を契約するか、それともNISAを活用するか、はたまた低解約返戻金型終身保険に加入するか…。調べながら検討を重ね、選んだ方法が低解約返戻金型終身保険です。
低解約返戻金型終身保険の仕組みをおさらい
低解約返戻金型終身保険は、保障が一生涯継続する「終身保険」のひとつ。「保険料が一定で積み立てられていく」、「解約時に払戻金がある」という仕組みに注目して、万が一に備えるためではなく、貯蓄目的で契約する人もいます。
低解約返戻金型終身保険は、通常の終身保険よりも低い保険料のかわりに解約返戻金が少ない点が特徴。一見、解約は損に感じるかもしれませんが、保険料を払い込み期間満了まできっちり納めると、解約返戻金は通常の終身保険と同等に戻ります。
①払い込み期間満了まで保険料を支払う
②解約のタイミングを熟考する
この2つのポイントに気をつければ、通常の終身保険より安く加入でき、払い込んだ総額より高い解約返戻金を受け取ることができる保険なのです。
気になる払い込み期間は10年~30年が一般的。筆者が調べた限りでは、10年、15年、20年…と5年スパンで設定できる保険が多いようでした。
我が家が感じた低解約返戻金型終身保険のメリット
次に、いろいろと調べるうちに感じた低解約返戻金型終身保険の魅力を、学資保険やNISAと比較しながらご紹介していきましょう。
<我が家が感じたメリット>
・払い込み完了まで積み立てればマイナスにはならない
・死亡保障があり、万が一のときに保険金を受け取ることができる
低解約返戻金型終身保険は、保険料をしっかりと払いきると解約返戻金が元本を超えることがポイント。その点はNISAよりも安心感があります。さらに、寝かせることにより利率が徐々に上昇していくことも魅力。解約タイミングによっては、学資保険の利率よりも高くなるケースもあるのです。
加えて、終身保険は万が一に備えた保険なので、被保険者の死亡時にまとまった保険金を受け取れることもメリットに感じました。NISAには死亡時の保障はありませんし、学資保険も払い込み免除はありますが、保険金の受け取りは満期まで待たなくてはなりません。
さらに調べることで分かった低解約返戻金型終身保険の魅力
低解約返戻金型終身保険の契約に向けてさらに調べていくと、保険会社や保険商品によって祝金があったり、特定の疾患の場合は払い込みが免除になったり、さまざまなプランがあることを知りました。
また、低解約返戻金型終身保険には円建てタイプと外貨建てタイプがあり、それぞれに違いがあることも発見。2つを検討していくうちに、我が家ではUSドル建ての低解約返戻金型終身保険にメリットを感じるようになっていきました。