ロボアドバイザーって正直どうなの?筆者がつまずいたポイント

ロボアドバイザーについて調べて筆者がつまずいた点は?
どの会社を選ぶ?
ロボアドバイザーを取り扱っている会社は数多くあるため、まずは、どの会社のロボアドバイザーにするのかを決めなければなりません。筆者が調べただけでも20社以上ありました。まずは、投資一任型にするのか助言型にするのかを決めて、会社を絞ると良いでしょう。
そのあとに、サービス内容を比べて気に入った数社で、運用前のアンケートに答え、どんな提案を受けるのか、運用シミュレーションの結果はどうなのかをチェックして、決めると良いかなと感じました。
投資先はどうなっている?
次に気になったのが、ロボアドバイザーでは何に投資できるのか?です。調べてみると、ロボアドバイザーの主な投資先は、「ETF」ということがわかりました。ETFとはExchange Traded Fundsの略で、さまざまな指数に連動するように作られた投資信託のことをいいます。
1つのETFの中にはいくつもの銘柄が入っているため、簡単に分散投資ができます。さらに、米国株ETFや日本株ETF、新興国債ETFなど、さまざまな種類のETFを組み合わせて運用資産を配分していくため、かなりの分散投資ができていることになるのです。
個人で同じようなことをしようと思えば、莫大な資産が必要になるでしょう。つまり、さまざまな資産への分散投資が効率的にでき、資産目減りのリスクを軽減してくれているなと感じました。
万一、運営会社が破綻したらどうなるの?
証券会社で取引を行う場合、万一証券会社が破綻しても顧客の資産は分別管理されているため、安心して取引できます。その点、ロボアドバイザーでの取引では、万一のことがあった際にどうなるのかが気になりました。
調べてみると、こちらも証券会社と同様に、顧客の資産は分別管理されるとのことです。また、資産の返還が円滑に行われないケースでは、日本投資者保護基金が1人当たり1,000万円まで補償してくれます。運用している商品は変動しますが、しっかり分別管理されているとわかれば安心ですね。
結局、ロボアドバイザーを始める?始めない?
筆者が調べてわかったことは、ロボアドバイザーは投資初心者向けのサービスということです。また、少額から投資を始めたい人や投資に興味があるものの、忙しくて時間がない人にも向いているサービスだと感じました。
筆者は、全部お任せできる投資一任型のロボアドバイザーを始めたいと思いました。
ロボアドバイザーは老後資金準備に良いかも
ロボアドバイザーは、まとまった資金での運用もできますが、毎月コツコツ積み立てて運用することもできます。運用期間は長期が理想なので、公的年金とは別に、プラスαの老後資金として運用を始めると良いのではと感じました。投資家のリスク許容度に合わせて、リバランスをしてくれるので、運用成果に一喜一憂せず、落ち着いていられるでしょう。
どの商品で運用したら良いのか迷っている人や、分散投資したい人は、ロボアドバイザーを活用を検討してみてはいかがでしょうか。