学校で習っておきたかった!FPの勉強が生活の役に立った体験談
④「タックスプランニング」でかかる税金を知り節税
タックスプランニングは、さまざまなシーンでかかってくる税金についての項目です。消費税や所得税、住民税など生活に身近なものも多いため、知っておかなければ損することも多いのが特徴。
身近なところであれば、一定条件を満たした住宅を購入すれば所得税控除が受けられる「住宅ローン控除」や、生命保険に入っていれば所得から支払った金額を差し引ける「生命保険料控除」などは、知っておかなければ損をするでしょう。
また、身内が亡くなった時の相続(見出し6)や、住宅を含む不動産売買(見出し5)にかかる税金など、ほかの項目とも密接に関係しています。計算式や制度なども絡んでくるため、複雑で難しい印象ですが、個人的には学ぶと得しかない項目だと思っています。
⑤「不動産」で住宅購入を検討
不動産は、住宅や土地の売買にかかってくるお金や、それに係わる制度のことを学べる項目です。分譲マンションであれば、共有部分における権利、戸建てであれば、土地に対して建てられる面積や特例なども学べます。
また、不動産の有効活用として、投資視点でみる不動産についても知ることができました。住宅や土地を購入するだけでなく譲渡まで一貫して学べるため、入り口だけでなく出口戦略にも有効でしょう。
この項目で、不動産というものはどのようなものなのかという全体像を知ることができたため、私はさらに深堀したくなりました。
⑥「相続・事業継承」で身内の万が一に備える
相続は、身内が亡くなったときや資産贈与に必要な税金のことを学べる項目です。遺産相続の割合や、遺産にかかる税金、遺言書の種類のほか、事業継承までが丸ごと試験範囲になっています。
私は、親が数年前に病気で入院したときに初めて身内の死を意識し、亡くなったあとのことを考えました。残された側になることや、残してしまう側になることも考えると、相続に関して学んでおく必要があると実感。亡くなったあとのお金のことは、知っておかなければならないと思いました。
私は、FPの勉強を通してお金以外のことも学べました。私がFPの勉強をして良かったと思える点は、大きく3つあります。