マネー初心者でもわかる!iDeCo(個人型確定拠出年金)の特徴まとめ

投資商品

iDeCo(イデコ)は個人型確定拠出年金の愛称で、2017年から専業主婦なども含めて、20歳~59歳のすべての人が加入できるようになりました。iDeCoとは、老後資金を、節税効果を受けながら積み立て、受け取ることができる制度です。

毎月一定額を長期間積み立てる

iDeCoは、毎月一定額の掛金を、「元本が確保される商品」である定期預金と保険商品、「元本が確保されない商品」である投資信託の3種類の中から選んで運用しながら積み立てていくものです。元本確保型商品は満期時には、元本より下がることはないですが、利息は低いという特徴があり、元本確保型以外の商品は、タイミングによって元本より低くなることもあるが、大きく利益を得ていることもあるという特徴があります。
ラインアップされている商品の中から、どの商品に投資するのか、どんな配分で行うのかを自分で決めます。60歳まで引き出せないので、強制的に長期の運用になります。

iDeCoには、3つの節税メリットがある

一つ目は、毎月の掛金が全額所得控除になるので、所得税と翌年の住民税が安くなります。所得控除とは、所得から引いてくれるお金をいい、その分税金計算の対象となる金額が減り税額が減ります。二つ目は、運用で得た利益に課税されません。運用益にかかる20%分の税金が引かれないので、効率良くお金を増やすことができます。三つ目は、一時金で受け取る場合は退職金扱い、年金形式で受け取る場合は、公的年金扱いとなるので控除を受けることができ、税金が優遇されます。

注意点(1) 60歳以降にしか現金化できない

積み立てた資金は、60歳以降しか現金化できず、積み立てた期間が10年に満たない場合は、受け取り開始可能年齢がさらに遅くなります。
10年以上:60歳
8年以上10年未満:61歳
6年以上8年未満:62歳
4年以上6年未満:63歳
2年以上4年未満:64歳
1か月以上:65歳

そのため、急な出費に使うことができないので、掛金の額に無理がないようにしなければなりません。ただ、60歳以降しか現金化できないということは、確実な老後資金を得ることができるというメリットともいえますね。

注意点(2) コストがかかる

iDeCoに加入する場合、初回に口座開設手数料が必要です。その後毎月、口座管理手数料が必要となります。その他、投資信託を選んだ場合は、商品ごとに決まっている「信託報酬」という手数料が日々引かれて運用されることになります。コストは金融機関・運用商品によって違うので、事前の情報収集が欠かせません。
また、元本確保商品であっても、満期までに解約すると元本が確保されないこともあるので、注意しなければなりません。

まとめ

iDeCoとは、自分の老後資金を得る方法として、積み立てている期間から受け取っている期間の全期間にわたって、税金の優遇を受けることができる制度です。
ただし、全期間にわたってコストがかかるので、最初の金融機関選びと運用商品選びが大変重要となります。

小野 みゆき

中高年女性のお金のホームドクター 社会保険労務士・CFP・1級DCプランナー・年金マスター 企業で労務、健康・厚生年金保険手続き業務を経験した後、司法書士事...

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