失敗・成功体験談から学ぶ!後悔しない住宅ローンの組み方
マイホーム・住宅ローン
失敗しない住宅ローンの組み方は?
総返済額をしっかりチェック!
住宅を購入する際は、必ず「利息を含めた総支払額」をチェックする必要があります。総支払額とは「借入元金+金利負担金」のこと。例えば、借入期間が35年、金利0.5%で固定の場合、3,000万円の住宅の総支払額は、約3,270万円になります。
住宅ローンを組む際は、必ず金利ごとの総支払額をチェックし、定期的にローンの見直しを行うようにしましょう。
余裕を持った返済計画を
いくら良い物件を購入できたとしても、月々のローンをきっちりと返済できなければ意味がありません。余裕を持った返済計画を立てることも、失敗しない住宅ローンのポイントです。
生活にある程度ゆとりを持たせた返済計画を考える場合、年間の返済額は年収の20%程度にとどめると良いでしょう。また、現在住んでいる賃貸住宅の家賃を基準にするのもよいかもしれませんね。
住宅ローンはライフプランと一緒に考える
住宅ローンを組む際は、必ずライフプランとセットで考えるようにしましょう。住宅ローンの返済期間は30年、35年と長期に渡るもの。その間に結婚、子供の誕生、転職、昇進など、さまざまな転機が待ち受けています。
返済期間中に必要になる生活費や子供の教育費、また老後の資金についてもしっかりシミュレーションし、そのうえで無理のない返済計画を立てることが大切です。また、ローンを借り入れした後も、定期的にローンの見直しをするようにしましょう。
後悔しない住宅ローンを組もう
返済期間が長期に渡る住宅ローンは、商品選びとローンの組み方がとても大切です。失敗すると、数百万円のお金を余分に払わなければいけなくなったり、最悪の場合ローンが払えなくなって住宅を手放す羽目になったりする場合もあります。しっかりと情報収集をして、自分にあった適切な返済計画を立てていくようにしましょう。
文:パル吉
監修者:ファイナンシャルプランナー歴5年 北野小百合