BTC(ビットコイン)は今が買い時?アナリストは「歴史に残る高騰を付ける」と予想?

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米国の調査会社ファンドストラッド社のアナリストであるトム・リー氏によると、これまで1万ドル、8千ドル、7千ドルと各レベルで定着の兆しを見せてきたBTCビットコインですが、最終的に6千ドルを安値にまで定着し、年末にかけて、現在の下降傾向から上向傾向へ逆転すると見ています。

その理由としてリー氏は、2つの媒体の関与を指摘しました。1つ目はICE(インターコンチネンタル取引所)がBakkt(バックト)と呼ばれる新しいプラットフォームを導入すること。

2つ目は、機関投資家の間でBTCへの更なる技術投資、新プロジェクト開発関与のチャンスを見逃せないとする概念があるとしています。

Bakkt(バックト)は、ICE(Intercontinental Exchange)、マイクロソフト、スターバックスの3社によって開発されてきた、新しいプラットフォームを使ったトランザクション方式で、BTCをアメリカドルに交換して使用するためのカード決済サービスです。

この新サービスが正式に認可を受ければ、多くの投資家がBTCのさらなる可能性に投資することは明らかで、法定通貨並の信用度が増し、価格上昇は間違いないと確信しているようです。

投資家だけでなく、金融機関もこれらの新プラットフォームをサポートする製品や事業を立ち上げ、相乗効果を期待できるとも述べています。

このようなBTCのプロジェクトの動きを受けて、2018年の値動きを、リー氏は次のように予想しています。

2018年初頭で、すでにBTCは最終的に2万5千ドルに達する高値を記録すると発言していましたが、この高騰傾向は、年末に向けて速度を増していくと考えています。

7月、8月が6千ドルを軸に安定を見せていたため、11月、12月にかけて史上最高の高値を付ける勢いを秘めており、2018年初頭の1万ドルを超える高騰が起こっても不思議はないとしています。

年末にBTCの高値予想に焦点が集まっている理由は、Bakktの米国先物取引委員会による正式承認が行われるのが2018年11月に予定されているためで、トム・リー氏は歴史的記録の更新に期待を高めています。

ワザモノ編集部

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