ビットコインの取引量、マスターカードに接近

仮想通貨

ビットコインの1日あたりの取引量は80億ドルを超え、世界で二番目に大きなクレジットカード網であるマスターカードの取引量に近づいています。

 

2018年10月30日にマスターカードが発表した財務情報によると、今年度の現在までの取引量は4.4兆ドルです。日次に換算すると120億ドルの取引量になります。一方で、Trustnodesのデータによると、ビットコインは毎日27万2千件の取引が行われており、その額は約81億4千万ドルです。

 

クレジットカードが、オンラインとオフライン両方の商取引で使われていることを考えると、オンライン決済専用のビットコインと比較するのは適切ではないかもしれません。また、マスターカードの取引目的は商取引がほとんどですが、ビットコイン取引の内訳は、商取引に加え、為替取引、国際送金です。より正確な比較をするなら、個人や機関投資家の巨大な国際送金を担っている、オフショア銀行(預金者の大半が非居住者である銀行)などが対象となるでしょう。しかしそれでも、1千億ドル弱という小さな通貨規模を考えると、同等の規模である世界的なマスターカードの取引量は、ビットコインにとって一つの指標といえます。

 

データを見ると、仮想通貨は価値貯蔵のため、また多額取引のために主に使われています。実際、多額の国際送金は、効率性、実用性という面から考えたとき、伝統的な貨幣に対して仮想通貨が持ち続けている唯一の優位性です。世界最大の仮想通貨取引所Binanceでは、6億ドルを7ドルの手数料で送金できます。銀行で国際電子送金しようとすると、百万ドルにつき1万ドルの手数料がかかります。6億ドルを送金しようとすると、厳格な本人確認、承認手続き、大量の書類が必要になります。

 

(画像引用:https://www.ccn.com/big-milestone-bitcoin-on-track-to-transfer-more-value-than-mastercard-daily/)

ワザモノ編集部

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