年金手帳が見当たらない! 紛失時の対処法と再発行の方法
年金手帳を探したけれど見つからない。そんな困った事態は、たとえば就職先や転職先の会社から、年金手帳を提出してほしいといわれた場合など、急いでいる時に限って起こってしまいます。
では、そんなときはどうすればいいのでしょうか。
会社への提出期限がせまっていたら焦ってしまうし、もし紛失していて誰かに悪用されたらどうしようと不安になります。
今回は、年金手帳をなくしてしまったときの対処法と再発行の方法をお伝えします。
再発行は郵送または窓口で申請する
年金手帳は、初めて国の年金制度に加入したときに発行され、手帳には氏名・生年月日などに加えて、基礎年金番号が書かれています。
その後、就職して厚生年金になったり、退職して国民年金になったりしても改めて発行されることはありません。1冊の年金手帳を、一生持ち続けることになります。
年金手帳は下の画像のように、発行された時期によって色が違います。また、公務員であった期間しかない人は、右端の「基礎年金番号通知書」のみとなっています。
日本年金機構ホームページ画像(https://www.nenkin.go.jp/service/seidozenpan/yakuwari/20131107.html)より抜粋
もしも、なくしてしまったら、年金手帳の再発行を申請します。
申請する先は、下記の通りです。
- 第1号被保険者:住所地の市町村役場
- 第2号被保険者:勤務している会社(退職していたら直前に勤めていた会社)の管轄の年金事務所
- 第3号被保険者:配偶者が勤めている会社の管轄の年金事務所
手続きには、「年金手帳再交付申請書」の提出が必要です。申請書はインターネットでもダウンロードでき、記入した申請書は、電子申請、郵送または窓口持参します。
再交付申請書を提出してから自宅に年金手帳が送られてくるまで、1カ月ほどかかる※場合もあるので、申請するタイミングで確認しておくといいでしょう。
※千葉市 よくある質問と回答(https://www.city.chiba.jp/faq/hokenfukushi/kenkou/hoken/773.html)