今年の大みそかは除夜の鐘を鳴らして1年の締めくくりをしませんか?

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1年が過ぎるのはとてもはやいもので気づくともう年末。バタバタしたまま新年を迎えがちですが、今年の大みそかは除夜の鐘を鳴らして、1年の終わりと始まりを体感しませんか?除夜の鐘の由来や、無料で鳴らすことができる場所をご紹介します。

除夜の鐘とは

除夜の鐘は、大晦日の夜中から新しい年を迎える0時をまたいで鳴らす鐘のことです。除夜というのは、除日の夜、つまり1年の1番最後の日である大晦日のこと。除夜の鐘は、人間の中にある108の煩悩を祓うために、煩悩と同じ数である108回鳴らされます。仏教では煩悩がなくなることで、究極で理想的な姿になれるといわれています。

煩悩とは

煩悩とは、仏教の教えの中で心を迷わせ乱す原因とされています。一般的には、煩悩は欲だととらえられ、欲の達成のために執着すると身を亡ぼすとされています。そんな煩悩は、108あるといわれており、その煩悩を打ち消すため、除夜の鐘は108回鳴らされることが一般的です。

実際に鐘をつくことができる!?

いつも除夜の鐘はテレビで放送されているものを聴いている、という方は多いのではないでしょうか。また、お寺の住職でないとつくことができないものだと思っている人も少なくないはず。しかし、除夜の鐘は実際につくことができるのです!全国に無料で鐘をつくことができるお寺はたくさんあります。都内の有名なところだと、港区の善福寺や大田区の池上本願寺などがあります。さらに詳しく知りたい方はぜひ調べてみてください。せっかくの機会なので1年の締めくくりとして、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。また、その際にはからだが冷えないように防寒対策をしっかりして行ってくださいね。

いかがでしたか

除夜の鐘にはこのような意味がありました。1年に1度だけ、貴重な体験をすることができます。また聴くだけでなく実際に鐘をつくことで、心にまで響く音となります。煩悩をなくし、また新しい1年を迎えられるといいですね。

サイトウ サオリ

2018年から社会人に。 学生時代からライターとしてインターンをしており、マネーケアなどについて学んできた。 若い人からの目線で、投資やお金について見ていく...

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