育休中ボーナスは出るの?給付金との関係は?

給与・ボーナス

育休を活かしたおトクなお金の受取り方

子どもが生まれて家族がふえるので、受取るお金があると助かりますね。
職場復帰の時期について考えてみましょう。ボーナス支給基準日は6月1日とします。
たとえば、復帰が6月2日なら夏のボーナスはありません。基準日前の6カ月間に勤務した日がないからです。
一方、復帰が6月1日ならボーナス基準日なので、少額ではありますがボーナスがもらえます

仕事復帰の日は、子どもの1歳の誕生日前後という人が多いのですが、ボーナス支給の仕組みを知っていれば、よりおトクになる方法を選択することができます。さらに復帰の日は、実際に勤務したかを問われないので、土日祝日とすることも可能です。

また、育休は男性も取得することができますし、育児に関わっていくことで女性の大変さも理解できるかもしれません。短期間でもいいので男性も「育休パパ・ママプラス」を利用して育休を取得してみましょう。

さらに、育休中、妻は夫の扶養に入ることができます。男性が扶養に入る逆のパターンもあり得ます。これは育児休業給付金が非課税のため、所得税や住民税がかからないからです。所得税の確定申告のときは忘れないでくださいね。

まとめ

出産日は自分でコントロールすることができませんが、仕事に復帰する日は自分で決めることができます。ちょっと復帰するタイミングを工夫するだけでボーナスなどの受取り額も変わってきます。

注意しておきたいのは、産休中・育休中にもらえる給付金は後払いということ。給与のように決まった日に振込があるわけではありません。
ですから、休業中といえども支出は毎月あるので、ある程度のまとまった資金をストックしておかないと困ったことになります。
制度もどんどん改正されているので、働く女性が子育てしやすい社会になることを期待したいものです。

池田 幸代

株式会社ブリエ 代表取締役 証券会社に勤務後、結婚。長年の土地問題を解決したいという思いから、宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー(AFP)を取得。不...

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