ドライヤーの電気代を節約! 超吸水タオルを使うとおトクなの?
電気代を節約するもっとも確実な方法は、とにかく電気製品を使わないこと。髪をシャンプーしても自然乾燥するだけなら、ヘアドライヤーの電気代はかかりません。
しかし、ヘアスタイルを犠牲にしてまで節約するのは避けたいもの。
そんな時は超吸水タオルを使ってみるのはいかがでしょうか。ドライヤーと超吸水タオルでは、どちらがおトクか比較してみましょう。
ヘアドライヤーは15分使うと9.45円。5分に抑える!
電気料金の決まり方は、電力会社によって異なりますが、一般的には基本料金があり、消費電力の量に応じて従量制料金が加えられています。
従量制料金とは、消費電力に応じて決められた料金のことで、1kWh(キロワットアワー=1時間あたりの消費電力)で25円や30円などのように設定されています。
従量制の部分は、電気をたくさん使うと割高になるようになっています。
つまり、電力は食品などのように「多く買うとおトク」ということはないのです。節電をすると、電気の単価も安くなるのでダブルでおトクというわけです。
では、ヘアドライヤーを使った時の消費電力を計算してみましょう。
-計算式-
消費電力(w)÷1000×使用時間(時間)×1kWhあたりの電気料金
1400Wのドライヤーを15分利用した場合を計算します。
1kWhあたりの電気料金は、27円とします。これは、全国家庭電気製品公正取引協議会の新電力料金目安単価となっています。
-15分使った場合-
1400÷1000×(15÷60)×27=9.45円
15分使うと電気代は9.45円。
1カ月(30日)で283.5円。
1年(12カ月)で3402円、となります。
もしもドライヤーを使う時間を10分減らして5分にした場合はどうなるでしょうか。
-5分使った場合-
1400÷1000×(5÷60)×27=3.15円
5分使うと電気代は3.15円。
1カ月(30日)で94.5円。
1年(12カ月)で1134円です。
5分に短縮するには、超吸収タオルが大活躍!1枚200円から購入可能
超吸収タオルとは、マイクロファイバーという特殊な繊維で作られていて、普通のタオルの数倍の給水力があります。髪をふくためにターバンや帽子の形になっているものも。
髪を洗ったら、超吸水タオルで髪をまとめておくと、かなりの水分を吸収してくれます。
そのため、ドライヤーの時間が短縮できるため、電気代の節約になります。
15分かかっていたドライヤーを5分に短縮すると、
1日で6.3円節約。
1カ月(30日)で189円節約。
1年(12カ月)で2268円節約になります。
1年間で2268円も節約するために必要なのは、200円で買った1枚のタオルなのですから、これはかなりコストパフォーマンスがよいのではないでしょうか。
まとめ
節約のために何かを買う、というのは一種の投資です。
1カ月後、1年後のおトクのために、タオルを買うという支出をするのは、企業で言うところの「設備投資」です。
支出をすることで、本当におトクになるかどうかは、買ってからの行動次第。
超吸水タオルを買ったらしっかり活用し、投資の醍醐味を実感してください。