ロボアドを選ぶ基準は? FPが独断で選ぶロボアド3選

資産運用

 AI技術はさまざまな分野に利活用され、その進歩はめざましいものがあります。金融の世界も例外ではありません。AI技術を駆使したロボアドが、自動的に資産運用をしてくれるサービスが各社で展開されています。どれがいいのか迷うところですが、今回はFPが独断で3つのロボアドを選びました。

【FPがロボアドを選ぶ基準】

 ロボアド(=ロボットアドバイザー)は、自分の目的などに合わせた資産運用を自動でしてくれます。運用先は国内外の株や債券などですが、経済情勢によって値動きをします。
資産運用をするなら、まずは収益の実績がよいロボアドを選びたいです。過去の運用実績が公式サイトに発表されていますので要チェックですね。
過去の運用実績では、Wealth Navi(ウェルスナビ)がよいようです。

 ただし、運用実績はあくまで過去のデータなので、今後の運用成果を約束するものではありません。運用成果は、投資先の選択いかんですので、多くの選択肢が用意されているロボアドもいいですね。
THEO(テオ)には、228種類もの投資先の組合せが用意されており、自分で選ぶこともできます。投資に慣れてきたら、選択肢の多いロボアドは使い勝手がよいでしょう。

 ロボアドがいい、とは言っても始めるには元手が必要です。大きなお金で始めたら、リターンが大きくなる可能性があるかわりに、損失も大きくなります。ロボアドは基本的に少額から投資ができますが、投信工房(とうしんこうぼう)なら、100円から積み立てができます。
投資初心者の始めの一歩にもいいですね。

各ロボアドの特徴をまとめました。

では、それぞれのロボアドについて詳しく見ていきましょう。

【Wealth Navi(ウェルスナビ)/ウェルスナビ株式会社】

Wealth Navi
 ロボアド投資では、年齢や年収などの質問に答える形式で、どの程度のリスクが許容できるかをはかり、運用先の組合せを選んでくれます。Wealth Naviでは、リスクの許容度1~5までの運用プランがありますが、運用実績はリスク許容度1の6.6%から、リスク許容度5の18.9%と、しっかりした運用実績(リターン)を残しています。
※2016年1月から2019年2月までのリスク許容度別リターン(円建て)

 これは、Wealth Naviが、富裕層向けの投資アルゴリズムを取り入れて運用をしているからでもあります。富裕層向けの投資は手数料が高いことがネックですが、ロボアドなら自動的にできますので手数料は1%(資産3000万円まで)。長期の運用をすれば手数料が最大0.9%にまで割引されます。

 投資を続けていると、運用益が多いものもあれば少ないものもあります。そのため、当初のバランスが崩れてしまうのですが、Wealth Naviならバランスの再設定(=リバランス)も自動なので忙しい人にオススメです。
投資金額は10万円から、毎月の自動積立ては1万円から設定できます。

【THEO(テオ)/株式会社お金のデザイン】

THEO
 お金のデザインが運営しているTHEOもまた、お任せで資産運用できるロボアドです。リスク許容度に合わせて運用プランを選んでくれますが、その数はなんと228種類もあります。
投資に慣れてきて、自分なりに投資のことがわかってきたら、投資先も自分で選びたくなります。

 投資を始めたばかりの時はすべて自動でお任せできると安心です。しかし、THEOは、お任せで運用もできますが、自分でカスタマイズすることも可能。世界のニュースを見ながら、次の投資先を考えるのもワクワクするのではないでしょうか。
手数料は1%ですが、長期運用を続けることで最大0.65%までディスカウントされます。
投資金額は、1万円から、毎月の積立ても1万円から設定できます。

【投信工房(とうしんこうぼう)/松井証券株式会社】

投信工房
 ロボアド投資は投資初心者にもオススメですが、始めるには元手となるお金が必要。
投資は収益を出すこともあれば、損失をこうむる場合もあります。そのため、生活費などの必要なお金ではなく、すぐには使う予定のない余裕資金で投資をしなくてはいけません。

 余裕資金は、高額である必要はありません。松井証券の投信工房であれば、100円から積み立てができるので、ほんの少しの節約で始められます。積み立てのペースは、毎月、毎週、毎日など自由に設定できます。

 投資先は国内の投資信託ですが、各投資信託は世界中の投資先で運用をしていますので、決してかたよった運用にはなりません。
ロボアドを利用する手数料は無料です。

【まとめ】

 ロボアド投資は、お任せのほったらかしでも大丈夫なところが、投資初心者には安心できてオススメの投資方法です。
しかも少額から始められ、操作はスマホで手軽です。
これからは、お金は稼ぐだけではなく、投資で増やすことも考えてみたいですね。

タケイ 啓子

ファイナンシャルプランナー(AFP)。 36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務...

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