2019年は変わり種預金で100万円貯める! 選ぶべき預け先は?
新年は何か始めるにはとてもいいタイミングです。今までの普通預金や定期預金の預け先を見直してみましょう。普通預金・定期預金は、金融機関が販売している金融商品なので、どこの金融機関でも同じとは限りません。普通預金の金利の200倍にもなる変わり種の定期預金もあるので、預け先は賢く選びましょう。自宅にいながらでも簡単に口座が開設できる、この時期選ぶべき預け先4選をお伝えします。
(1)イオン銀行+イオンカードセレクト
イオン銀行では、さまざまなサービスを利用することで「イオン銀行スコア」がたまります。このスコア点数によって、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナといったステージが決まり、ステージが上がるほどお得な特典が用意されています。
例えばイオンカードセレクトを契約すると、毎月イオン銀行スコアを10点獲得することができます。さらに、クレジットカード利用代金の振替口座に指定して、引き落としがあると、10点(利用代金により最大100点)獲得できます。さらに、インターネットバンキングの登録をすると、30点獲得でき、合計50点でシルバーステージになります。
シルバーステージになると、普通預金の適応金利が0.1%になります。何もしなければ普通預金の金利は0.001%であることを考えると、なんと金利が100倍にもなります。
(2)楽天銀行+楽天証券(マネーブリッジ)
楽天銀行と楽天証券に口座を持っている人ならぜひ知っておきたいのが、マネーブリッジです。マネーブリッジは銀行の預金口座と証券の口座を連携させるサービスの総称です。証券口座で買い注文をするとき残高が足りなくても楽天銀行の残高から不足分を自動的に自動入金してくれるサービスがあります。
さらに取引ごとにポイントがたまり、そのポイントを使ってさらに投資することもできます。
加えて普通預金の金利が5倍になります。楽天銀行の普通預金の金利は0.02%と、もともとメガバンクなどの普通預金金利(0.001%)に比べると高いのですが、マネーブリッジを利用すると5倍の0.1%に優遇されます。
楽天銀行を利用するなら、無料で申し込みできるマネーブリッジを使ってみるといいでしょう。
(3)愛媛銀行四国八十八ヶ所支店「100万円限定だんだん定期預金」
愛媛銀行のインターネット専用支店、四国八十八カ所支店には1人1口座限りの、「100万円限定だんだん定期預金」があります。だんだんという言葉は西日本に残る方言で「ありがとう」という意味があります。
預け入れ期間は1年間で、金利は0.27%になっています。満期を迎えると、定期預金として継続されますが、満期日をすぎていれば再度申し込むことは可能です。
口座を持っていない人でも、インターネットで申込書を作成して、印刷したものに署名捺印し、本人確認の書類を同封して郵送すると、1〜2週間でキャッシュカードと、インターネットバンキングの会員番号と暗証番号が届くので、自宅にいながら開設することができます。
(4)香川銀行セルフうどん支店「超金利トッピング定期預金」
香川銀行のセルフうどん支店には「超金利トッピング定期預金」があります。
セルフうどん支店とは、店舗や窓口がなく、通帳や証券も発行しない新しい形の支店です。インターネットなどを通じて自分で取引を行う代わりに、高い金利などの商品があります。
超金利トッピング定期預金は1人10万円以上100万円までであれば1円単位で預け入れることができ、0.27%の金利が魅力です。満期後は、自動継続されますが、払い戻しするためには、自分でインターネットバンキングやテレフォンバンキングなどで一括払い戻し手続きをする必要があります。
口座を開設するには、日本全国どこからでも郵送で申し込むことができます。
まとめ
イオン銀行では、クレジットカードを使って買い物をするだけで、普通預金の金利がアップし、楽天銀行では、証券口座での取引に応じたポイントを使って投資ができる上、普通預金の金利もアップします。
また、店舗を持たないインターネットの支店が増えたことによって、通常の普通預金よりも高い金利で預けることができる銀行が登場するようになりました。通帳や証券がないことに不安を覚える人もいるかもしれませんが、メガバンクなどの普通預金の200倍以上の金利は魅力です。今年こそは変わり種預金に目を向けてみてもいいのではないでしょうか。
※金利は2019年1月現在、税引き前