仮想通貨の種類は?これだけは知っておきたい銘柄の特徴をご紹介!

仮想通貨

世界的な仮想通貨ブームの中で、新規公開される仮想通貨の種類は驚くほどの勢いで増加しています。仮想通貨取引を開始する前に抑えておくべき、仮想通貨の種類や主要銘柄の特徴をご紹介します。

仮想通貨ってどれくらい種類があるの?

仮想通貨銘柄の種類は「日ごとに増加する」と言っても過言ではない程の勢いで増加しています。2018年10月7日現在、仮想通貨時価総額ランキングサイト「Cryptocurrency Market Capitalizations」で確認できる通貨銘柄は2,042銘柄で、10月第1週だけで32銘柄増加しています。

ブロックチェーンやブロックチェーンにさまざまな機能を搭載した分散型情報管理システムは、世界中の民間企業に採用され運用されています。

分散型情報管理システムに対する市場ニーズは益々高くなると考えられ、システム運用に用いられる仮想通貨の市場価値はこれまで以上に安定したものに成るのではないかと予想されます。

近年、国家や中央銀行が仮想通貨の発行に乗り出す動きも盛んに見られることから、今後公開される仮想通貨銘柄は、さらなる増加が見込まれます。

仮想通貨は大きく分けて4種類に分類できます

仮想通貨よばれる電子データは、仮想通貨の概念やシステムを構築した「ビットコイン」とビットコイン以外の通貨を指す「アルトコイン」の2つに分けられます。

アルトコインには一定の資産価値が認められている通貨銘柄と、「草コイン」と呼ばれる市場価値の高くない通貨銘柄が存在します。草コインは価格高騰すれば莫大な利益を得られる半面、値動きがなく、消滅するリスクもあり、ギャンブル性の高い種類の仮想通貨銘柄だと言えます。

草コインの中には「詐欺コイン」と呼ばれる、資金調達のみを目的とした仮想通貨が存在するので、新興通貨を購入する際は特に注意が必要です。一般的に次の要素がある仮想通貨は詐欺コインである可能性が高いと考えられます。

・代理店やセミナー、SNSなどで日本限定や会員限定などと謳い販売される通貨
・最低購入価格、価格保証、買取保証、配当などの条件が提示される通貨
・有名、著名人の名前を利用し、派手な広告を行いながら販売している通貨

仮想通貨取引を始める際は、投機性の高い通貨銘柄よりも時価総額ランキング上位に位置する優良銘柄で取引を始め、仮想通貨取引のコツを掴んでから草コインへ挑戦するべきでしょう。

仮想通貨を選ぶポイントは?

さまざまな種類の仮想通貨が公開される現在、仮想通貨銘柄の選定を誤ると、上記で紹介したような「詐欺コイン」を掴む可能性も高くなってしまいます。ICOで資金調達を行う新興通貨の場合、公開されるホワイトペーパーやロードマップを読み込むことで、資金調達を行うプロジェクトの概要が掴めます。

ホワイトペーパーやロードマップを読み込む際には、次に挙げる3つのポイントに注目するべきです。

・プロジェクトの目的
仮想通貨運営プロジェクトが確固たる目的を持ち、結成、運営されていることは非常に重要です。プロジェクトの目的によって、仮想通貨銘柄の市場価値は大きく影響を受けるので、プロジェクトの目的はしっかりと掴んでおく必要があります。

・どのような企業に採用され、提携しているのか
将来性の期待できる仮想通貨銘柄であれば、プロジェクト発足時点で提携する企業や採用予定の企業が名乗りを上げています。公開済の通貨銘柄で有れば、運営内容を確認した企業が提携していることも珍しくないので、仮想通貨システムの採用企業や提携企業を確認することで大きなヒントを得ることも可能です。

・プロジェクトメンバーの実績
仮想通貨システムを立ち上げや運営には、技術力が高く、実績のあるメンバーの参加の有無がプロジェクトの価値に大きく影響します。購入する仮想通貨の開発メンバーや運営メンバーを確認することも重要です。

主要銘柄の特徴や使い道を解説

数ある仮想通貨の中でも時価総額ランキング上位に位置し、国内の仮想通貨取引所でも取扱われる主要5銘柄の特徴や使用用途は、次の通りです。

・Bitcoin”ビットコイン”
世界初の仮想通貨として開発された元祖仮想通貨で、時価総額も他の通貨を圧倒する仮想通貨の象徴的存在です。多くの通貨銘柄と通貨ペアが行われ、仮想通貨購入に使用できる流動性の高い通貨と言えます。

・Ethereum”イーサリアム”
ICOが普及する前にICOによって資金調達を行い、開発された通貨です。ブロックチェーンを利用したスマートコントラクトのシステムは分散型情報処理システムの可能性を大きく切り開きました。アルトコインの代表的存在で、使用用途はビットコイン同様多岐にわたります。

・Ripple”リップル”
異なる法定通貨を繋ぐブリッジ通貨として開発された通貨で、多くの銀行が送金システムとして採用しています。国際送金を行う際、通貨同士を繋ぐために活用されている仮想通貨です。

Bitcoin Cash”ビットコインキャッシュ”
2017年8月のビットコイン分裂騒動でビットコインから分裂し、誕生した通貨です。ビットコインの弱点であるブロック容量不足に改良を加え、瞬く間に人気通貨として普及しました。実店舗での決済に利用されるなど、実体経済での活用が期待されます。

・Litecoin”ライトコイン”
取引承認システムを簡素化し、承認速度を向上させ、実用的な通貨として開発されました。法定通貨の代替通貨としての普及が期待される通貨です。

ワザモノ編集部

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