アラサー女子のサブスク貧乏実体験!まさかの年間30万円超え出費

【事例2】婚活中のなるみさんが陥ったサブスク貧乏
「自分磨き」のつもりが貧乏街道まっしぐら?なるみさんの事例をご紹介します。
なるみさんとサブスク
派遣社員として大手コンサル系企業に勤めるなるみさんは、一人暮らしの33歳。定時で帰宅し、婚活のためにボディメイクや美容に力を注いでいます。サブスクは旬のものが定額で手に入るため大活躍。サブスクで自分磨きをしています。
利用中のサブスクは美容系サービスが中心!
婚活中のなるみさんが利用しているサブスクは8種類です。
<なるみさんが利用中のサブスク>
- オンラインヨガ
- 健康ミールキット
- 洋服
- ブランドバッグ
- コスメやシャンプー
- 漫画
- 音楽
- 動画配信サービス数社
オンラインヨガは、スタジオに通うよりもお得なため飛びつきました。コロナ禍に外出しなくて済むこともメリットに感じています。健康ミールキットはダイエットにも良さそう、カフェランチよりもお得、と契約。トレンド感あるファッションで職場での好感度アップを目指しているため、洋服やバッグもサブスクを利用しています。
コスメやシャンプーも1本あたりの金額がお得になるためサブスク契約。そのほか、漫画や音楽、動画配信サービス系のサブスクも利用しています。
サブスク貧乏の全貌
サブスクはおしゃれな生活を叶えてくれる素敵なサービス。なるみさんもトレンドをおさえた暮らしができていますが…。
気づいたら出費が生活費を圧迫
なるみさんの場合、月々3万円以上サブスクに費やしていて、生活費を圧迫し始めています。内訳は、オンラインヨガ月額約2,000円、健康ミールキット月額約6,000円、洋服やブランドバッグのサブスク月額約20,000円、コスメやシャンプー月々約3,000円など。
動画配信サービスは、無料期間中のうちに解約するつもりで複数契約しましたが、気づいたらキャンペーン期間が終了し、何社契約したかも覚えていない状態。このままでは、年間35万円を大きく超える見込みでサブスク貧乏まっしぐらです。
自分に合ったプランを把握できていないことが問題
なるみさんの場合、自分に合った契約ができていないところが問題。コスメやシャンプーは使い切る前に新たなものが届き、ストックが増えるばかり。健康ミールキットも食べきる前に次のキットが届きます。消費と供給のペースが合っていない点を見直す必要がありそうです。
オンラインヨガはスタジオ参加より安いですが、ほとんどアクセスしていません。また、服のサブスクは便利ですが、気に入った商品を買い取りしてさらに出費が増えてしまっていました。
サブスク貧乏を回避するポイント4つ
かおりさんとなるみさんのサブスクとの付き合い方から、サブスク貧乏を回避する方法を考えてみましょう!ポイントは4つです。
<サブスク貧乏を回避するには>
- 手軽さにつられてむやみに契約しない
- 消費できる量や活用できるサービスに合ったプランで契約する
- キャンペーン期間を適切に把握する
- 定期的に契約を見直す
まずは、サブスク契約する前に「自分に必要かどうか」を吟味することが大切です。使いこなせないサービスや、サブスク契約するよりも購入したほうがお得なケースを見極め、手軽さにつられて契約しないよう気をつけましょう。また、契約の際は自分に合ったプランを選ぶこともポイントです。
サブスクに無料お試し期間などのキャンペーンがあれば、終わる時期をチェックしておくことも大事。試してみて不要であれば、放置せず期間内にきちんと解約まで行います。
定期的に利用中のサブスクを見直し、必要サービスだけを残すこともサブスク貧乏を避けるためのポイントです。
「とりあえず現状維持」はサブスク貧乏への落とし穴
サブスクは、好みのサービスや商品を利用し続けることができる便利なサービスです。ただ、「契約は簡単・解約は億劫」といったパターンに陥りがち。サブスク貧乏を避けるには、不要なサブスクに申し込まないことと同時に、定期的な見直しも重要です!
ちなみに、かおりさんとなるみさん、どちらのケースも音楽と漫画のサブスクは大活躍しているそう。ライフスタイルや自身のペースに合ったサブスク利用で充実した暮らしを手に入れましょう。