トイレットペーパーにも家賃が発生!?ストックコストと整理収納の関係
適正なストック管理のために確認したい3つのポイント
適正にストックの管理をするためには、次の3つのポイントを押さえておきましょう。
ポイント①日用品の使用ペース
消費と購入のバランスを取るには、どれくらいのペースで消費をしているのか知ることが大切です。例えば、トイレットペーパー1パック。どれくらいの期間で使い切っているのか把握できていますか?
新しいパックを開けて使いはじめたときにカレンダーに書いたり手帳に付箋を貼ったりして印を付けておき、使い終わりがいつなのか確認してみるとよいでしょう。トイレットペーパーの最後の1ロールに使い始めの日付を書いた付箋を貼っておいて確認するのもおすすめです。
1パックをどれくらいの期間で消費しているのか把握できると「安売りだから買っておこうか」と、ムダに在庫を増やすことも起こらないでしょう。
ポイント②安売りやポイント〇倍デーのサイクル
ストックが増え過ぎてしまう原因のひとつが、いつも買い物をする店舗の安売りやポイントが増える日の存在です。先述のように「安売りしているから、まだあるけど買っておこう」ということが続くと、家の中に過剰なストックを抱えることになります。
よく買い物をする店舗の安売りや、ポイント○倍デーなどのサイクルを確認しておくと、消費ペースから「次のポイント○倍デーでも間に合うから、今日はやめておこう」という判断ができます。
ポイント③収納場所に収まるストックの量
ストックを収納する場所を決めたら、何がどれくらい収納できるのか把握しておきましょう。収納場所に収まらないほど購入してしまうと、生活スペースにものが溢れてしまいます。本来くつろぐスペースのリビングに買い置きのトイレットペーパーがあるとくつろげませんよね。
家のスペースは広げることができないため、家の中で収納が占める割合(収納率)を上げ過ぎないことも大切。収めることができないからといって、むやみに収納用品を買うことはおすすめできません。
消費と購入のペースとあわせて、収納場所や収納方法もよく考えて管理しましょう。
ストックコストに目を向けて適正な管理を!
多く持っていると安心する日用品や長期保存の食品ストックですが、持ち過ぎにはムダなコストがかかることがあります。また、安売りやポイント〇倍デーに買うことは一見お得に見えますが、そうとは限りません。消費や安売りのサイクルを把握して、INとOUTのバランスを上手にとったストック管理を心がけましょう。