不動産投資は証券化の時代 若い人でも始められる5つのメリット
不動産投資を証券で行う際の2つの注意点
注意点1:業者による違いに注意
不動産投資を証券で行うには、業者選びが大切です。手数料が安いに越したことはありませんが、まずは信頼できる業者を選びましょう。
業者が強みを持っている専門分野や、運用実績なども要チェックです。
大切なお金を預けるのですから、しっかり確認して納得のうえで投資を始めたいですね。
注意点2:投資した不動産は所有しないことに注意
実物の不動産を購入するわけではないので、投資先不動産に対しての所有権はありません。証券での投資はあくまでも投資のみ。自分で住む選択肢はないので注意してください。
ただ、所有しないからこそのメリットもあるのではないでしょうか。固定資産税がかかりませんし、売却・賃貸が思うようにいかない、といった心配もありません。
REIT・ソーシャルレンディング・私募ファンドへの投資方法
これらの注意点に気を付けながら、ぜひ不動産投資を証券で行うことに取り組んでいただきたいと思います。
REITは、市場で売買されていますので証券会社などを通じて投資ができます。購入方法は株式投資と同様です。インターネット証券での取引をしている人なら、スマートフォンのアプリからでも可能。常に値動きをしていますが、数十万円からが目安です。
ソーシャルレンディングは、取り扱い業者に直接申し込みます。各社インターネットサイトで仕組みや特徴をわかりやすく説明していますので、比較検討がしやすいでしょう。
投資金額は1万円からが多く、不動産投資が初めての人にもハードルが低くなっています。
運用利率や運用期間などを比較して、どのくらいのリターンをいつ得たいのか、自分なりに目標設定をすると選びやすくなります。
私募ファンドはいわゆる富裕層向けです。
投資金額は数億円になりますが、オーダーメイドで投資ができます。資金を大きく増やしたら、いつかチャレンジしたいですね。
証券会社や銀行などの金融機関での取り扱いになります。
まとめ
不動産投資は高額な資金がないとできない、という時代はすでに終わっています。
今や証券化によって、少額からの不動産投資も可能。つまり、大きな資産がまだない若者にも不動産投資のチャンスがあるのです。
先行きが不透明な時代には、経済的な備えは多様であることがリスクを減らします。
不動産投資も、その中に含めて考えてはいかがでしょうか。