固定金利、変動金利とは? 借り入れと資産運用で異なるメリット・デメリット

マネーケア

固定金利と変動金利、どっちを選べばいいの?

お金を借りる時は、なるべく金利は低く、そしてお金を増やすときは、なるべく金利は高く、というのは、自明のことです。
ポイントは、長期に渡る「返済期間」そして「運用期間」の場合には、契約後の変化を意識して決定しなければならない、ということですね。

「固定金利と変動金利はどっちが得か(損か)という」見出しでの議論は、常にありますがそれははっきり言ってわかりません。なぜなら、将来の金利予測を、誰も的中させることはできないからです。株や為替の変動と同じで、金利の変動だって将来のことはわからないのです。

とはいえ、一定の材料に基づいて結論を出さなければいけないのであれば、

  • 変動金利のリスク・リターンをとるのか、固定金利での安定をとるのか
  • 今現在の金利水準
  • 今後の自分なりの金利予測
  • この3点を総合して決断すれば、よいでしょう。

    まとめ

    向き・不向きでアドバイスをするなら、固定金利は「安定を優先したい人」、対して変動金利は「変動(リスク)を含んでも、リターンを得たい人」が、選択することをおススメします。
    いずれにしても、金利の変化に注目して市場を観察すると、金融リテラシーも含めて、経済リテラシーも向上することでしょう。

    佐々木 愛子

    ファイナンシャルプランナー(AFP)、証券外務員Ⅰ種 国内外の保険会社で8年以上営業、証券IFAを経験後、リーマンショック後の超低金利時代、リテール営業を中...

    プロフィール

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