仮想通貨NEM(ネム)とは?特徴や今後の展望について詳しく解説!

マネーケア

2018年1月に発生した仮想通貨の不正流出事件で流出した通貨銘柄として大きく取り上げられたのが、仮想通貨NEM”ネム”です。

約580億円相当が仮想通貨取引所へのハッキングによって不正流出した事件は、仮想通貨史上のみならず、人類史上最大規模の大型盗難事件だと言えるでしょう。

図らずも事件の当事者となってしまった仮想通貨NEM”ネム”を取り上げて、特徴や今後の展望について解説します。

仮想通貨NEM(ネム)とは?初心者にもわかりやすく解説

NEM”ネム”は2015年にリリースされた通貨銘柄で、通貨単位は「XEM”ゼム”」と呼ばれ、新たな経済活動を意味する「New Economy Movement」の略称が通貨銘柄NEM”ネム”の名前の由来となっています。

2018年11月17日現在、仮想通貨時価総額ランキングサイト「Cryptocurrency Market Capitalizations」で確認できるNEM”ネム”の時価総額は94,244,160,455円、1XEMの市場価格は約10.47円で2,081銘柄中第15位にランクインし、発行上限は8,999,999,999XEMですが、既に全てのNEM”ネム”が発行されています。

NEM”ネム”の最大の特徴は、取引承認作業のルールにPoI「Proof of Importanc(プルーフオブインポータンス)」を採用している点だと言えるでしょう。

演算能力の高い、高額な高速演算機を多数所有するマイナーが力を持つProof of Workや、利用するシステムの通貨をより多く持つ人間が取引承認を行うProof of Stakeとは全く異なる取引承認システムがProof of Importanceです。

NEM”ネム”の提唱するProof of ImportanceはNEM”ネム”の保有額と共にNEM”ネム”のシステムを頻繁に利用しているという利用実績を元に、取引承認作業者を決定します。

既に資金力のある人間に、新たな資金が流入する既存の経済活動から乖離した新たな経済活動を発生させるために「富の再分配」を行い、一般の人々にチャンスを与えるシステムが仮想通貨NEM”ネム”のProof of Importanceです。

仮想通貨NEM(ネム)の5つの特徴とは?

一般的な仮想通貨はマイニングで通貨の流通量を増やすと共に、資産価値を保つために発行上限を設定し、発行枚数制限を行う半減期などを織り交ぜながら運営されていますが、NEM”ネム”は既に100%発行済みとなっています。

これにはNEM”ネム”の取引承認ルールであるProof of Importanceで行われるハーベストと呼ばれる承認作業が大きく影響していると言えます。

NEM”ネム”の取引承認作業を行うためにはVested Balance(既得バランス)が10,000XEM以上必要となり、Vested Balanceは所持するXEMに対して、毎日10%が加算されます。

ハーベストを行うと再びVested Balanceが貯まるまで待つ必要があり、多くの人にハーベストに参加するチャンスが回ってきます。

Proof of Importanceとハーベストの2つのセットは仮想通貨NEM”ネム”を特徴づける機能だと言えます。

またNEM”ネム”に搭載される機能として、高速処理能力を実現する「Catapalt(カタパルト)」の存在も、注目されています。金融系のデータベースとの親和性が高く、NEM”ネム”取引処理能力を大幅に向上させる機能として期待されています。

NEM”ネム”のブロックチェーンシステムを利用して公称手続きを行えるのが、「Apostille(アポスティーユ)」です。登録した情報の署名と日付がブロックチェーンに記録され、紛失や改竄のリスクを避けられます。

不動産取引や特許管理、戸籍謄本などの行政サービスへの導入で大きな効果が期待されるシステムです。

NEM”ネム”には取引情報名を案件ごとに利用者が管理しやすいように命名できる機能の「ホームスペース」やオリジナルトークンの発行機能である「モザイク」も搭載しています。

既述した5つの機能が、仮想通貨NEM”ネム”を特徴付ける機能だと言えます。

仮想通貨NEM(ネム)の気になる今後の展望は?

図らずも大型盗難事件に巻き込まれた形で値が落ちた現在のNEM”ネム”ですが、仮想通貨NEM”ネム”ホルダーからの根強い人気は健在で、強固なコミュニティーも形成されています。

2018年には大型アップデートであるカタパルトの実装が予定されており、ビットコインやイーサリアムの処理能力である1秒十数件をはるかに凌ぐ1秒3,000件の処理能力が実現します。

これは国際送金用ブリッジコインとして開発されたリップルの約2倍の処理速度となり、事実上NEM”ネム”が仮想通貨界最速クラスの処理能力を搭載することになります。

また、積極的にNEM”ネム”の発展に力を注ぐテックビューロ社はICOのプラットフォームとして開発しているCOMSA上でNEM”ネム”を使用した資金調達を行います。

今後、ICOプラットフォームとしてCOMSAを採用するケースが増えれば、仮想通貨NEM”ネム”に対するニーズが向上し、再び資産価値が上昇すると考えられます。

仮想通貨NEM(ネム)はどこで買えばいい?おすすめの取引所は?

高い可能性を秘めたシステムとして今後も活発な取引が予想されるNEM”ネム”ですが、仮想通貨NEM”ネム”の取引を行うのにおすすめの仮想通貨取引所を3社選んで紹介します。

・フィスコ仮想通貨取引所
株や投資情報サービスの取引を行うジャスダック上場企業フィスコがNEM”ネム”の取引を積極的に押していたZaifを買収した仮想通貨取引所です。

買収前のZaifが独自開発したシステムでNEM”ネム”の機能改善を行うなどNEM”ネム”との繋がりが深かったことから、買収後もNEM”ネム”の取扱いに力を入れるのではないかと考えられます。

評価の高かった仮想通貨の積立投資サービスの存在もあることから、NEM”ネム”取引には利用したい仮想通貨取引所だと言えるでしょう。

・DMM Bitcoin
IT企業大手のDMM.comが運営する仮想通貨取引所で資本力の信頼性が高いのが安心できるうえに、2017年の取引高は733兆円にものぼる大型取引所であり、スマートフォンアプリなどの開発力も十分に持っていると言えます。

リリースされているスマートフォンアプリは、直感的に操作できる使いやすさで評判が良く、外出先からでも積極的にNEM”ネム”の取引を行えます。

また、FXでの仮想通貨取引も推進しているので、レバレッジを掛けた大型取引でNEM”ネム”の取引を行えます。

・Binance
世界最大級の仮想通貨取引量を誇る仮想通貨取引所で、取扱う仮想通貨銘柄もNEM”ネム”を含めた1,000種類にものぼり、各種手数料の設定が安いことから、世界的に人気の高い取引所だと言えます。

取引板と呼ばれる画面上で取引を行うので、使いこなすのには慣れが必要ですが、流動性が高く、取引速度が高いのも人気を支える理由の1つだと考えられます。

2018年初めにはアクセスが殺到しすぎるために新規登録を停止していましたが、現在は再開しています。

ワザモノ編集部

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