もしも税金がなかったら、私たちの暮らしはどう変わる?

税金

税金の高い国の保障内容とは?

日本では2019年10月から10%になる消費税ですが、その消費税(付加価値税)が25%と、もっとも高い国の一つにデンマークがあります。

消費税(付加価値税)の標準税率


参照:国税庁「税の学習コーナー」https://www.nta.go.jp/taxes/kids/hatten/page13.htm

デンマークは消費税だけでなく相対的に税率が高いのですが、医療費や介護費用はすべて無料ですし、教育費も義務教育は無料、大学も公立学校であれば無料です。
税金の使いみちの透明性と、高いけれどもそれに見合った高度な福祉を受けることができるから、国民の不満が少ないのかもしれませんね。

まとめ

生活している上で、普段当たり前のように受けている無料のサービスのうち、多くが税金によって成り立っています。
税金は社会で生きていくための、「会費」といえます。会費は、適正な額を定められた方法で支払ってこそ会員として認められ、サービスを受けることができるのです。
社会の一員として、社会での助け合いのために、みんなが安心して暮らせるようなサービスを受けることができるよう、きちっと税金を支払いたいものです。

執筆者:社会保険労務士・CFP・1級DCプランナー・年金マスター・1級FP技能士 小野 みゆき

小野 みゆき

中高年女性のお金のホームドクター 社会保険労務士・CFP・1級DCプランナー・年金マスター・1級ファイナンシャル・プランニング技能士 企業で労務、健康・厚生...

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