無料で鑑賞できるところもあり!1000円以下の入館料が安い美術館
美術館の入館料は高そうで、立ち入りにくいと思っていませんか?
最近では夜遅くまで開館していたり、入館料が安く設定されている美術館など、いろいろなタイプの美術館が登場しています。
今回は梅雨シーズンや冬でも天候を気にせずに行ける安い美術館を紹介します。
東京国立近代美術館工芸館
画像:東京国立近代美術館工芸館
千代田区にある東京国立近代美術館工芸館は日本で最初の常設展示を始めた美術館です。
明治以降の工芸品を3,000点以上所蔵しており、陶器、ガラス、木工、人形など、その収集品は多岐にわたります。
芸術的価値の高い作品が多く鑑賞できる美術館ですが、入館料は250円で気軽に行ける料金設定となっています。所蔵品のみならず、工芸館自体も重要文化財に指定されている見ごたえのある建物です。
周辺にある文化施設では、東京国立近代美術館は500円以下、科学技術館は720円でいずれも1,000円以下で入館できるため、このエリアだけでも1日楽しめますね。
開館時間:10時00分~17時00分
休館日:毎週月曜日(ただし、祝日又は祝日の振替休日となる場合は開館し、翌日休館)、展示替期間、年末年始
無料観覧日:【所蔵作品展】では、毎月第1日曜日、国際博物館の日、文化の日(休館日にあたる場合を除く)
公式ページ:東京国立近代美術館工芸館
資生堂ギャラリー
資生堂ギャラリーは1919年に資生堂の初代社長が創設した民間企業の美術館です。
銀座にある資生堂ビル9階にあり、会場自体はそれほど広くはありませんが、質の高い美術品をじっくり鑑賞することができます。
日本最古の画廊で歴史あるギャラリーとしても有名です。ここ30年は近代、現代の美術作品を中心に収集、展示しています。
民間のギャラリーですが、入場は無料なので誰でも気軽に訪れることができます。
駅から近く、好立地なギャラリーであるため、訪れた後は、そのまま銀座で買い物したり、お茶したりできるのも嬉しいですよね。
開館時間:11:00~19:00(日祝~18:00)
休館日:毎週月曜日
公式ページ:資生堂ギャラリー
ギンザ・グラフィック・ギャラリー
こちらも銀座にあるギャラリーです。
グラフィックデザインを専門としたギャラリーで、年8回以上の展覧会が企画されています。
建物の1階と地下の空間は広く、多くの美術品が並びますが、無料で入場できます。
大日本印刷株式会社との関わりが深いためか文字に関わる企画展や美術品が多いことも特徴的です。
周辺には銀座らしいハイレベルな飲食店が多くあるため、ギャラリーで美術品を鑑賞した後は落ち着いた場所で食事をするのもおすすめです。
開館時間:11:00~19:00
休館日:日曜・祝日
公式ページ:ギンザ・グラフィック・ギャラリー
まとめ
今回紹介した施設はいずれも安い、もしくは無料で入館、入場できますが、その所蔵品や展示品は見ごたえのある作品ばかりです。
ぜひ、雨の日や寒い日など屋外で活動できない時に訪れてみてくださいね。