大人なら知ってて当たり前。お中元のマナーをおさらいしましょう
この時期になると考え始めなければならないお中元。お世話になっている人に対して今後もよろしくお願いしますという意味を込めて贈ります。何回か贈っている人も、結婚などを期に今年から贈り始める人もいるかと思いますが、マナーに自信はありますか?非常識な人だと思われないように、しっかり確認しましょう。
お中元を贈ってはいけない人(贈っても受け取ることができない人)
実はお中元を受け取ることができない人がいることをご存知ですか?このような人に贈ってしまうと、常識のない人と思われたり、もしくは相手に変な気を遣わせてしまいますので、贈らないようにしましょう。そのような人とは公立の教職員、役場の職員などにあたる公務員、政治家などです。そんな気は無くとも賄賂と見なされ相手にご迷惑をかけてしまうことも。結婚などをされてお中元を贈ろうと考えている場合、相手の家族や親戚などに該当する人がいないかどうか確認することも大切です。
お中元の相場・人気の品は
値段は5000円前後が相手に気を使わせることなく、ちょうどいいくらいの値段です。その予算内で相手が喜ぶようなものを贈りましょう。お酒をあまり飲まない人にビールなどを贈っても喜んでもらえることは少ないですもんね。
人気のものは、長期保存が可能なハムやソーセージ、ビールなどですが、夏ということもあるので食欲がなくても食べやすいゼリーやそうめんなども人気です。また、喜んでもらえるか不安なときは、相手が自由に選ぶことのできるカタログギフトを贈るというのもいいですね。
喪中の人にお中元を贈っていいのか
また、気になるのが喪中の相手にお中元を贈ってもいいのかということ。これに関しては、贈っても問題はありません。喪中の際にはお祝い事は避けますが、お中元はお祝い事ではないのでいつも通りで大丈夫です。その際、紅白ののしを避け、白いのしにしたり落ち着いた色味の包装紙などに包んで贈るといいですね。
いかがでしたか
大人になると贈る機会ができるお中元。きちんと贈りたいものです。マナーを知らない人だと思われないようにしっかり準備しておきましょう。