新型コロナウイルス感染拡大に伴う支払い猶予:携帯電話各社の通信費に関する措置を解説
新型コロナウイルス感染症の影響で、収入が大幅に減少する人が増え始めています。
助成金や補助金といった対策もとられていますが、実際に受け取るまでに時間がかかるという点がネックです。
そこで本記事では、携帯電話各社が実施している支払いの猶予などの措置についてご紹介したいと思います。
NTTドコモの対応
NTTドコモでは、個人、法人すべての顧客を対象に、新型コロナウイルス感染症の影響で携帯電話料金の支払いが困難な方について、支払い期限延長の対応を行っています。
支払い期限が2020年2月末以降になっている料金について、ユーザーからの申し出に応じて2020年5月末まで支払い期限を延長します。また、ユーザーの状況に応じて再延長や、2020年5月末以降の携帯電話料金についても、支払い期限の延長を検討するそうです。
受付開始と相談先
2020年3月23日9時〜
NTTファイナンス料金センター
0800-333-0500
※受付時間9:00~17:00(土日祝日年末年始を除く)
auの対応
NTTドコモと同様に個人、法人すべての顧客を対象に新型コロナウイルス感染症の影響に伴い支払いが困難な方について支払い期限延長の対応を行っています。
支払い期限が2020年2月25日以降の料金について、ユーザーからの申し出により2020年5月末まで支払い期限を延長することが可能です。また、状況に応じてそれ以上の延長や2020年5月末以降の携帯電話料金の支払いについても延長を検討しているとのことです。
また同社が提供している、携帯電話料金に限らずインターネット回線や電気料金、ガスなどの料金についても同様の対応を行っています。
受付開始と相談先
2020年3月23日9時〜
法人:0120-921-919 / 0077-7007 9:00~18:00 (土・日・祝日・年末年始を除く)
個人:0077-7-111 9:00~20:00 (年中無休)
ソフトバンクの対応
ソフトバンクにおいては、新型コロナウイルス感染症の影響で携帯電話料金の支払いが困難な場合、ユーザーからの申し出に応じて支払い期限延長を行っています。
支払い期限が2020年2月末以降の料金について、申し出に応じて2020年5月末まで支払い期限を延長できます。また、再延長や2020年5月末以降の携帯電話料金の支払い延長についても検討しているとのことです。
支払い期限延長の対象となるのは、携帯電話料金のほか以下のサービスが対象となります。
【インターネット接続サービス】
・SoftBank 光
・SoftBank Air
・Yahoo! BB
・SoftBank ブロードバンド サービス
・ODN
【固定電話サービス】
・おうちのでんわ
・おとくライン
【各種サービス】
・ワイモバイル
・ソフトバンクでんき
受付開始と相談先
2020年3月23日 10時〜
・ソフトバンクの移動通信サービスについて
0800-170-4535(午前10時~午後6時、平日のみ)
・「SoftBank 光」「SoftBank Air」「Yahoo! BB」「SoftBank ブロードバンド サービス」などのインターネット接続サービス、「おうちのでんわ」について
0800-170-4540(午前10時~午後6時、平日のみ)
・「ODN」などの上記以外の一部インターネット接続サービス、「おとくライン」など固定電話サービスについて
0800-222-6878(午前10時~午後5時、土日祝日、年末年始を除く)
・ワイモバイルのサービスについて(ワイモバイル カスタマーセンター)
0800-170-9102(午前10時~午後6時、平日のみ)
・ワイモバイルの法人サービスについて(ワイモバイル法人お客さまセンター)
0120-923-157(午前10時~午後5時、平日のみ)
・「ソフトバンクでんき」について(ソフトバンクでんきサポートセンター)0800-170-4541(午前10時~午後6時、平日のみ)
まとめ
携帯電話料金については、各社ほとんど同じように支払い期限の延長の対応を行っています。助成金や補助金、給付金などが手元に来るまでの対処法の1つとして活用するとよいでしょう。