今すぐ試せる!職場の人間関係がスムーズになる3つのコツ
1日の大半を過ごす職場では、人間関係を良好に保ちたいもの。共に働くメンバーは自分では選べないからこそ、良好な関係を築くことが大切です。そこで今回は、職場の人たちと円滑な人間関係を築くためのコツを3つ、ご紹介します。仲間と円滑なコミュニケーションをとることができれば、仕事も充実するはずです
相手の望む距離感に合わせる
仕事を充実させるために仕事仲間と良好な人間関係を築くことは大切ですが、何もみんなと友達になる必要はありません。中には仕事とプライベートはきっちりと分けたい、と思っている人もいるはず。そんな人のプライベートに関与してしまうと、信頼関係が構築されるどこか、「なんて図々しい人…」と敬遠されてしまう恐れがあります。
大切なのは、相手の望む距離感に合わせること。向こうがまったくプライベートの話をしない場合は、「この人は、仕事とプライベートを分けたいんだな」と察して、あなたもむやみやたらとプライベートな話題を出さないように心がけましょう。
ただし、休憩時間にプライベートな話で盛り上がっている人や、同僚と食事をしたりお出かけをしたりするのが好きな人はこの限りではありません。むしろ向こうがプライベートな話題を出してきたのに無反応だと、「壁を作っている」と誤解される恐れもあります。
あなたが無理をしないで済む程度に相手の距離感に合わせた付き合い方をすること、これが大切です。
参考:人間関係を円滑にするための4つのコツと悩みの解消方法を紹介
話し上手でいるより聞き上手を目指す
周りから信頼される人たちは「聞き上手である」という共通点があるのをご存じですか?話を最後までしっかりと聞きそれを受け入れてくれる相手に対して、人は「この人は私のことをちゃんと理解しようとしてくれるんだな」という印象を抱きます。
さらに「この人なら自分の気持ちをわかってくれる、信頼できる」という風に感じ、「この人になら何でも話せる」という気持ちになるのです。
話し上手で場の空気を盛り上げることができる人も確かに素敵。でもそれは、みんながみんなできることではありません。その点、ちょっとしたコツをおさえれば誰でも聞き上手になることができます。
そのコツとは、しっかりと相手の目を見て、相手の話に耳を傾けること。さらに「そうなんですね」「わかります」など、相手の話を肯定するような相槌が打てればベストです。
ただ、あまりにも相手ばかり話して、あなたが全く話さないと「さっきから自分ばかり話しているけれど…会話したくないのかな」と、不安を抱かせてしまう場合もあります。相手の話を聞く割合が7~8割、あなたが話す割合が2~3割にするのがおすすめです。
参考:マイベストプロJAPAN「職場で円滑な人間関係を築くために 何を心掛けていけば良いか?」
他の人の陰口や悪口は絶対に言わない
職場の人の陰口や悪口を言うのは厳禁です。オフィスという狭い場所ではあっという間に話は広まり、いつ本人の耳に入るかわかりません。
「悪口を言わないなんて、そんなの当たり前」と思っている人も多いと思いますが、意外と守れていない人もいるものです。たとえば厳しい上司や先輩の愚痴、ポロっと口に出したりしていませんか?
「言っているのは私だけではない、みんな言っている」という人もいるかもしれません。でも、「たまたま」あなたの愚痴が上司や先輩の耳に入ったらどうなるでしょう?言われた本人は不愉快な気持ちになり、あなたも身の置き所がなくなってしまうかも…。
さらに、周りの人にも「陰であんなひどいことを言うなんて、信頼できない人だ」と悪印象を抱かれてしまうかもしれません。
壁に耳あり障子に目あり。いつどこで誰が何を聞いているかわかりません。人の誉め言葉はたくさん口にこそすれ、陰口や悪口は言わない…そんな人でいられるよう心がけてください。
まとめ
職場の仲間とギクシャクしてしまうとストレスが溜まり、仕事にも支障をきたしてしまう可能性があります。だからこそ、不必要な争いや衝突を起こさず、円滑にコミュニケーションを取れるようにしておくことが大切。共に働く人たちとスムーズな人間関係を構築する…ということは、つまりあなた自身が無駄なストレスを貯めずに仕事に専念できるための対策でもあるのです。