部屋の片づけで目指すべき「3つのS」は家計管理にも応用できる

部屋の片づけで目指すべき「3つのS」は家計管理にも応用できる
マネーケア

家計管理は現状に合わせてステップアップを

片づけと同様に、家計管理も現状に合わせたステップが必要です。ここからは片づけのステップ「3つのS」に照らし合わせて、具体的なステップを確認してみましょう。

家計管理も現状に合わせたステップが必要

筆者のようにボンヤリとした理想だけ頭に描いていて、現状の把握や目指すべき具体的なステップがない場合は、家計管理が上手くいかないということがあります。家計管理や資産運用も、現状に合わせたステップを設定してみてはいかがでしょうか。

現状に合わせた目指すべきステップとは

筆者のように日々の食費にいくら使っているのか分かっていないような状態の場合は、まずは収入や支出の現状を把握することが最初のステップでしょう。片づけのステップに当てはめると「ストレスフリー」ですね。貯蓄についても、ライフステージに合わせた大きな支出を加味して計画する必要があります。

家計管理や貯蓄の計画ができている場合は、片づけのステップだと「スッキリ」を目指す段階です。ふるさと納税やNISAなど、節約や資産運用のために情報収集して資産を増やす方向に舵を切るのもよいのではないでしょうか。

ちなみに筆者は、やっとこの段階に差し掛かりました。過去の株式投資について詳しく記述していたので管理しているイメージを抱かれたかもしれませんが、今回の執筆を機に証券会社から取引履歴を取り寄せて確認をしています。このように、過去の資産運用を振り返るのもおすすめです。

基本的な家計管理に加えて資産運用もできていれば、片づけのステップの「ステキ」を目指す段階です。資産の状況によっては、株式投資だけでなく、ポートフォリオを考えて投資信託や不動産投資などの投資も視野に入れてみるのもよいかもしれません。

早くステップアップしたい場合はプロの手を借りる

家計管理や資産運用に関しては、日々情勢が変化したり情報が多すぎたりして、自分自身の知識が追いつかないケースも多いのではないでしょうか。自分の知識が追いつかず次のステップになかなか進めない場合は、プロに依頼するのもひとつの方法です。

片づけも自分の手に負えない状況になることがあります。そのようなとき、筆者のようなプロに依頼をしてサポートを受けることで、自分で片づけるよりも時間をかけず効率的に片づきます。

ファイナンシャルプランナーや資産運用ができる窓口など、プロに相談することも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

片づけのステップ「3つのS」を家計にも応用して

今回の記事では、現状に合わせた片づけのステップ「3つのS」と、家計管理の現状に合わせた目指すべきステップについて紹介しました。理想と現実がかけ離れていると、片づけも家計管理も上手くいかないことがあります。現状に合わせたスモールステップで、一歩ずつ理想に近づくことが大切ですね。

井手本 亜希

元・汚部屋住人で片づけのプロ。整理収納アドバイザー1級。 幾度となくリバウンドを繰り返したのち、思考と空間整理の資格「ライフオーガナイザー®」を取得。 モノ...

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