片づけのプロ直伝!冷凍庫整理のポイントは先取り貯金と同じ
冷凍庫整理のポイント3|手軽で分かりやすい冷凍術
ここまで読まれて、「なんだか面倒だな」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、筆者は自他ともに認めるズボラなので、常に「いかに簡単に済ませるか」を考えています。ここからは、手軽で分かりやすい冷凍術に欠かせないアイテムをご紹介しましょう。
冷凍用ポリ袋
筆者撮影
何度もリピート買いしている冷凍グッズが、100円ショップの「冷凍用ポリ袋」です。筆者はラップに包む小分け冷凍の作業が面倒だと感じるのですが、ポリ袋を使うと簡単に冷凍作業ができます。
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使う時は、このように袋の口を大きく開けて自立させて使うと便利です。
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また、唐揚げ用にカットして下味をつけた鶏肉も、ポリ袋に入れて口をしっかりねじって固定すると汁漏れも防げます。(※冷凍用ポリ袋は電子レンジの使用ができないものがありますので、解凍の際はご注意ください。)
冷凍容器の使用と保管場所
筆者撮影
筆者は、冷凍庫の整理に保存容器を使用しています。その理由は、庫内が乱れにくいことと、立てて収納できることです。
一般的な家庭用冷凍庫は庫内が広く、小さな食品は埋もれがちです。そして、埋もれて奥に追いやられてしまうと死蔵品になる可能性があります。しかし、容器を使うことで細々とした食品が埋もれることなく、立てて収納できるのでスペースの有効活用ができます。
また、筆者宅では冷凍用の保存容器は、中身が空でも冷凍庫の所定の位置に入れたままにしています。常にすべての容器を冷凍庫に入れておくことで、使用していない時用の別の保管場所を作る必要がありませんし、冷凍庫内の定位置が乱れることもありません。
保存容器は結構かさばるので、使用している・いないによって必要な収納スペースを確保しないといけないという問題を解決してくれるのが、この方法です。収納スペースが少ないとお悩みの方は、参考にしてみてください。
ラベルの活用
冷凍庫の整理には、ラベルの活用をおすすめします。なぜなら、冷凍することで食品の見分けがつきにくくなるからです。冷凍する時には覚えていた食品も、時間が経つと忘れてしまったり、霜がついて中身が見えにくくなったりします。
筆者撮影
筆者がラベルとして使っているのは、医療用のサージカルテープです。包帯やガーゼを固定する医療用のテープですが、マスキングテープのように簡単にはがせます。テープカッターにセットしておいて、冷凍作業をしたらすぐに記入して貼り付けておきます。お手頃価格ですし、書いた分カットして貼るだけでいいのでおすすめです。
冷凍庫整理は「先取り貯金」を意識して
冷凍庫整理のポイントは、お金の「先取り貯金」と同じです。残ったものを入れるのではなく、入れる時点で目的をもって冷凍しておきましょう。お金の貯金と同様に、きっと近い将来の自分を助けてくれることになりますよ。食品ロスがなくなり節約にもつながるので、ぜひ一度冷凍庫整理に取り掛かってみてください。