インテリアコーディネーターが解説!塗装剤ベンジャミンムーアが壁のDIY にぴったりな理由
実際に塗装をしてみた!やり方を紹介
塗装に必要な道具
●養生資材(マスキングテープ、マスカー)
●塗装剤
●バケット
●刷毛
●塗装用ローラー
●ヘラ
●ハサミ
筆者の場合は、今後もまたDIYする機会があるかもしれないと思ったので、紹介した塗装に必要な道具は、本格的な道具がそろうホームセンターでまとめて購入しました。
しかし、最近では100均ショップでもDIYに必要な道具が販売されているので、初めての塗装で、1回切りしか使わないかも…という人は、100均ショップで揃えてもいいかもしれません。
養生をして塗るだけでOK!
道具と塗料がそろったら、養生をして塗っていきましょう。
塗装の手順とコツ
1.養生
養生とは、柱など、塗料を塗りたくない場所をマスキングテープなどで隠すことです。養生がしっかりできていることで、仕上がりの6~7割が決まると言われている程、塗装では重要な作業。そのため養生は、しっかりと時間をかけて行うことが大切です。
床のような広い面積の部分に対しては、マスカーを使いましょう。マスカーは、マスキングテープと養生シートが一体化した養生資材で、マスキングテープの下半分にはビニールのシートが折り畳まれているもの。
マスカーは、マスキングテープの上から貼るのがポイントです。マスカーを貼る際に、入り組んだ角の部分は浮いてきやすいので、ヘラを使って角まで押し込んでおきましょう。貼り終わったら、ハサミでカットし、ビニールのシート部分を広げていけばOK。塗装したくない部分には、塗料がついてしまわないように広めに養生しておくと安心です。
2.塗装
養生ができたら、塗装スタートです。塗料は、缶のフタを閉めたまま振るなどして、しっかり混ぜましょう。バケットに3分の1程度の塗料を入れたら、壁面の境目やコーナーなどの細かな部分には刷毛を使い、縁取るように塗ります。
縁取りができたら、残った広い面を、塗装用ローラーでWを描くようにテンポ良く塗っていきましょう。ベンジャミンムーアの塗料の場合は、2度塗りが必要なので、1度塗って30分程度待ち、表面が乾いたら2度目の塗装を行います。
3.養生を剥がして完成
2度目のペイントが終わったら、半渇きの状態で養生をはがしていきましょう。完全に乾いた状態で養生をはがしてしまうと、塗料も剥がれてしまうことがあるので注意してください。全ての養生を剥がせたら完成です。
使用したベンジャミンムーアの場合は、2度目のペイントが終わって、完全に乾いて硬化するまで24時間ほどかかります。そのため、連休の初日に朝から作業を進めるのがおすすめです。
筆者の場合は、養生に時間がかかると思っていたので、連休前日の夜に、ある程度養生を進めて下準備をしておきました。
塗装に関しては、夫婦で共同作業しながら進めたのと、トイレスペースのみだったこともあり、土日の休み期間中のみで作業は完了し、スムーズに進めることができました。
ベンジャミンムーアで壁をDIY!お気に入りの空間を作ろう
今回紹介したように、トイレのような小さな空間であれば、DIYも挑戦しやすいでしょう。筆者は、ベンジャミンムーアの塗料を使用してトイレの壁をDIYして2年が経過しましたが、色落ちなどはまったく見られず、今も塗りたての色味がキープされています。
使いやすい塗料なら、塗装も簡単なので、ぜひDIY初心者の方も参考にしてみてください。お気に入りの空間を作って、おうち時間をより充実したものにしてくださいね。