出産一時金だけでは不足!?妊娠・出産で発生した想定外の出費!

出産一時金だけでは不足!?妊娠・出産で発生した想定外の出費!
マネーケア

不測の事態も安心!妊娠前に備える方法

ここからは、不測の事態が起きても安心できるよう、妊娠前と妊娠中にしておきたいことをまとめていきます。

妊娠前にできること

・医療保険に加入しておく
民間の生命保険会社が運営している、医療保険に加入しておくと安心です。通常の出産で入院する場合は、保証の対象外となることがほとんですが、切迫早産や帝王切開など「異常分娩」とされるものに関しては、保証の対象となっていることもあります。妊娠中には加入できない保険もあるので、妊娠する前に検討してみましょう。

・産院を選ぶときは、かかる費用やサービス内容もチェック
総合病院や個人病院など、病院によって出産にかかる費用やサービスも異なります。病院にお世話になる際にかかるお金が、出産一時金で収まる病院もあれば、収まらない病院もあり、入院時に必要な準備物や食事内容、緊急時の対応などもまちまちです。費用やサービス内容は病院のホームページなどで知ることもできるので、産院を選ぶときは詳しくチェックしてみましょう。

妊娠中にできること

・仕事や家事の引継ぎは早めに
妊娠中に突然の入院となって戸惑うのは、妊婦さん本人だけではありません。家族や同僚が困らないよう、仕事や家事は、できることから早めに引き継いでおくと安心です。

・もし入院になったら「高額療養費」を利用
高額療養費とは、高額な医療費がかかった場合、健康保険組合などに申請すると自己負担額を減らすことができる制度です。自己負担額の上限は年齢や所得によって算出され、上限を超えた分は後から払い戻されます。事前に入院することがわかっている場合は、「限度額適用認定証」の申請を行っておくと、支払い時に限度額が適応されるので便利です。

しっかり備えて、赤ちゃんを迎えよう!

妊娠中の不測の事態に戸惑った筆者でしたが、1か月半の入院の後、無事に出産することができました。運よく医療保険にも加入していたので、自己負担額はそれほど大きくならず一安心。しかし、会社や家族も巻き込んで、慌ただしい出産となりました。これから妊娠・出産を考えている方は、安心して赤ちゃんを迎えられるよう、しっかり備えてみてくださいね。

金谷 ひつじ

フルタイムワーママから、ライターに転向。買い物前にSNSで情報収集するのが趣味。 家事も育児も仕事も趣味も、まだまだ欲張りたい2児のママライターです。

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