PayPay・LINE Payでできる税金や保険料のお得な支払い方法まとめ
LINE Pay
・LINEの各種サービス
PayPay同様、LINE PayもLINEの各種サービスで利用できます。LINEショッピング、LINEデリマ、LINEトラベルなどでLINE Payを利用すると、店舗での決済よりもポイントが貯まる場合があります。ポイントの還元率は、商品・サービスにより異なります。どのくらい還元されるのか記載されているので、購入前に確認しておきましょう。
・LINEオンライン決済
ラクマ・ZOZOTOWN・HMV・出前館などの決済にもLINE Payが利用できます。もちろん、LINEポイントも手に入りますので、対象のサービスを利用するときに活用しましょう。
・LINE請求書支払い
LINE Payでも、公共料金や税金などの支払いができます。還元率は通常のチャージ&ペイのものが適用されますので、1〜3%となります。LINEポイントクラブのランクによっては、PayPayよりもお得になります。
・特典クーポン
LINE Payでは、特定の店舗での買い物が割引になる特典クーポンが配信されます。受け取れる枚数はLINEポイントクラブのランクに応じて1枚(レギュラー)〜10枚(プラチナ)と異なります。5%、10%といった高率の還元が受けられることもありますので、ぜひ活用しましょう。
経営統合で今後どうなる?
PayPayとLINE Payのお得な支払い方法について、お話ししてきました。とはいえ、両者の運営会社は、これから経営統合を行います。
2019年9月、ヤフーの親会社であるZホールディングスとLINEが経営統合することを発表しました。PayPayは、Zホールディングの親会社であるソフトバンクとヤフーが設立した会社が運営しているサービスで、LINE PayはLINEが運営しているサービスです。そんな2社が経営統合するというニュースが流れた際には、「PayPayとLINE Payがひとつになるのでは」などと語られました。
しかし、現時点ではその可能性は低そうです。報道によると、PayPayとLINE Payは共存する形で残されるといわれています。ただ今後、PayPayとLINE Payの間で連携したサービスが出てくる可能性はあります。
新型コロナウイルスの関係もあり、両社の経営統合は延期。現状、2021年3月に実施される予定と発表されています。経営統合後の新たなサービスにも期待したいところです。
PayPayもLINE Payも、街の店舗だけでなく、さまざまなところで利用できるようになってきています。しかも、単に現金で支払うよりもお得になることも多くあります。普段の支出を見直して、なるべくPayPay・LINE Payで支払うようにすると、ゆくゆくは支出に大きな差が生まれるでしょう。
文・監修:ファイナンシャルプランナー(AFP) 頼藤太希