その手作り、本当に節約になってる?マスクにお弁当…実際の金額を検証!
マネーケア
手作りで節約をしたいなら!気をつけるべきポイントは?
手作りにかかる費用を検証してみると、手作りで節約するためのポイントが見えてきました。そこで最後に、気をつけるべき点をいくつかご紹介します。
完成度にあまりこだわらない
まず挙げられるのが、完成度にはこだわらないことです。特に初めて作るものは、既製品のようにうまくいかない場合もあります。高い完成度を求めると、何度もやり直して結果的に材料費がかかり、既製品を買うより高くつくこともあるので気をつけましょう。
なるべく「家にあるもの」を利用する
手作りをする場合、材料費や道具代などの初期投資でお金がかかる場合があります。少しでも節約したいなら、家にあるものを上手に利用して、初期費用を抑えましょう。必要なアイテムは、手作りを繰り返す中で追加購入しても遅くはありません。
「ゆるく長く」続ける
なかにはエコバッグなどのように、一度作ってしまえばしばらくは作らなくていいものもあります。一方で、マスクや作り置き料理などのように、一度作ったら終わりではないものもあるでしょう。何度も繰り返し作る必要があるものは、一度作っただけではあまり節約にはなりません。「ゆるく長く」を心掛け、無理なく手作り生活を続けることが、上手に節約するためのポイントです。
本当に節約になるかをまず考えて
節約のために、よかれと思って手作りに挑戦しても、実は買ったほうがお得な場合もあります。本当に出費を抑えたいなら、まずは「手作りすることで、本当に節約になるのか?」を考えることが大切です。上手に節約したいなら、失敗したときなどのロスまで計算に入れたうえで、注意点も意識して慎重に行動してみてくださいね。
文:西島あおい
監修者:ファイナンシャルプランナー歴5年 北野小百合