英語を活かしたい!ホテルスタッフから貿易系事務に転職した体験談

英語を活かしたい!ホテルスタッフから貿易系事務に転職した体験談
マネーケア

事務職という仕事をあなどるなかれ

事務職は人気の職種ですが、誰でも簡単にできる仕事という意味ではありません。事務といっても、人事系や営業系などの種類があり、高い専門性を求められるものがほとんど。それに加えて、膨大な仕事量を効率よく片付けていくタスク管理力も求められます。事務の仕事の実態を知らず条件だけで選んでしまったのは、Iさんの失敗といえるでしょう。

入りやすさで選ぶと待遇ダウンにつながる

ここまで述べたように、奥が深い事務職。採用するときは、経験者が優遇されます。事務未経験でも入れる会社は限られていて、企業規模が小さい会社だったり、正規雇用でなかったりという場合も。未経験者でも入りやすいことに重点を置くと、給料ダウンになりかねません。
待遇アップを狙うなら、資格やスキルを身につけてから臨みましょう。今回のIさんの場合もそうですが、転職する前には、基本給のみでなく諸手当の有無も要確認です。

他の選択肢は本当にないか?意外な働き口も

土日休みで英語を活かす仕事がしたいのであれば、何も事務職にこだわる必要はありません。土日休みの大学や官公庁でも、英語が活かせる仕事はあります。英語以外の雑務を依頼されるのがイヤなら、派遣型の英文事務や翻訳業務という選択肢も。その場合は時給制になるので、転職前後の待遇をよく比較して検討してみてくださいね。

安易な転職は禁物!奥が深い事務職という仕事

事務職は奥が深く、高いスキルが求められる仕事です。そのことに転職してから気づいたIさん。「こんな自分でも採用してくれたからには、スキルを身につけて応えたい」と語ってくれました。厳しい現実から逃げず、向上心を持ち続けるIさんならきっと大丈夫ですね。突き詰めればどこまでもスキルアップできるのも、事務職の魅力といえそうです。

金谷 ひつじ

フルタイムワーママから、ライターに転向。買い物前にSNSで情報収集するのが趣味。 家事も育児も仕事も趣味も、まだまだ欲張りたい2児のママライターです。

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