英語を活かしたい!ホテルスタッフから貿易系事務に転職した体験談

こんなはずではなかった…想定外だった点
理想を求めて転職したIさんでしたが、何だか満足度はイマイチの様子。想定と違っていた点を見ていきます。
できるつもりだったけど足りていなかったスキル
まずは得意の英語ですが、ホテルと貿易会社では必要となる知識の分野が全然違っていたそうです。自信があった分、かなり落ち込んだというIさん。ホテルでは周辺施設の案内や会計に関する会話がメインで、決まった言い回しと単語で対応できていました。
しかし、貿易事務で出会うのはどれも未知の単語ばかり。時差の関係でメールやFAXなど文章でやりとりすることが多く、英語での会話は得意だけど読み書きは苦手ということにも転職してから気がつきました。
人並みにできると思っていたPC操作も、事務で要求されるレベルに達していなかったそうです。会社で教えてもらうにも、先輩の時間を奪ってしまうのに気が引けたそうで、自費でパソコン教室に通うことにしたのでした。
体力的に楽になるはずが…全然楽じゃない
立ち仕事がメインだったフロントスタッフから座り仕事がメインの事務になり、体力的に楽になると思っていたIさん。確かに座ってはいるものの、頭をフル回転させ同時に何個ものタスクを進行させる事務職は、予想以上にハードワークだったそうです。夜勤はなくなったものの、締日前後は深夜まで残業することもあり、想定と全然違う!と思ったIさんなのでした。
奥が深すぎる…事務職という仕事
納品トラブルや事務の入力ミスによるトラブルも多く、クレーム対応も思っていた以上に多いのだとか。クレーム処理には前職で多少慣れていたものの、ここでもか…というのが本音。
事務スタッフの人数も少ないため、メインの貿易系業務以外にも雑務を依頼されることもありますが、雑務分は給料に反映されません。「事務」という仕事の守備範囲が広すぎる…とぐったりのIさんでした。
どうすれば良かった?転職時の注意点
座り仕事で土日休みと、何かと魅力的に見える事務という仕事。実はそんなに甘いものではありません。Iさんは、転職のときにどうすればよかったのでしょうか?
ポイントを整理していきます。