有期年金形式で年金をもらう際のメリット・注意点まとめ

年金・社会保険

まとまったお金を、一時に全て受け取るのが「一時金」、毎年取り崩しながら受け取るのが「年金」です。年金には「終身」と「有期」がありますが、今回は有期年金形式のメリットと注意点を説明します。

有期年金形式のメリット(1) 資金計画が立てやすい

有期年金形式は最初から受け取る期間が決まっているので、何歳から何歳までいくらのお金を受け取ることができるかがわかります。そのため、自分の収入がどの期間いくら増えるのか正確に予測できるので、収入とそれに伴って支出も計画が立てやすくなります。セカンドライフプランを安心して積極的に考えることができますね。

有期年金形式のメリット(2) 積み立ての効率がいい

年金を受け取るためのお金を、個人年金保険によって積み立てていく場合、受け取った年金の期間・金額が同じなら、有期年金形式は終身年金形式と比べると毎年積み立てるお金は少なくて済みます。つまり、少ない支出で同じ収入を得ることができるのです。ある一定の期間だけ受け取れればいいというときには、とても効率がいいといえます。

有期年金形式の注意点(1) 長生きリスクに弱い

年金が有期だと受け取る期間が終わったあと、年金のない期間がどれだけ続くかがわかりません。長生きは嬉しいことですが、長生きすればするほど年金がない期間が長くなってしまいます。有期年金形式を選ぶと、長生きすることはお金においての不安が大きくなる要素になってしまいます。

有期年金形式の注意点(2) 有期年金は生きていることが条件

生命保険会社の個人年金保険では、有期年金契約の年金を受け取るためには、生きていることが条件となります。例えば、10年受け取りの有期年金契約をしていて、受け取りはじめて1年で亡くなったら、残りの9年分の年金がもらえないということになってしまい、払った保険料に多くの無駄が発生してしまうことになってしまいます。

まとめ

有期年金形式は、受け取り期間が決まっていて、積み立ても少なくてすむという、大変効率の良い形式です。例えば、「60歳で退職して、基礎年金が始まる65歳までの5年間だけ年金があればいい」など、収入が無くなったあと、生きている限り受け取ることができる国からの公的年金をもらうまでの、つなぎの期間だけのお金だと割り切って利用できるなら、有期年金形式はお得な形式だといえます。

小野 みゆき

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中高年女性のお金のホームドクター 社会保険労務士・CFP・1級DCプランナー・年金マスター 企業で労務、健康・厚生年金保険手続き業務を経験した後、司法書士事...

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