名作が生まれる瞬間を体感できる?「谷川俊太郎展」の概要をご紹介

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小学生のころ、国語の教科書などでよく耳にした谷川俊太郎さんの詩。幼心ながらもすごく素敵な詩だったことが心に残っています。そんな谷川俊太郎は現在86歳。そんな谷川俊太郎さんの詩を音と映像をともに体感できる「谷川俊太郎展」が開催されており、話題です。今回はその概要をご紹介します。

谷川俊太郎さんとは

1952年に詩集「二十億光年の孤独」でデビューをし、詩だけでなく、映画「火の鳥」の脚本を手掛けたり、レオ=レオニの「スイミー」を訳したりと幅広い分野でその才能を披露しています。他にも校歌の作詞をてがけるなど、詩を作るだけにとどまらない本当にたくさんの才能をお持ちの方です。日本で一番有名な詩人といっても過言ではないのではないでしょうか。

展覧会の概要

この展覧会では20行からなる詩「自己紹介」に沿って、20のテーマごとに谷川俊太郎さんにまつわるものごとを展示してあります。それを順に追っていくと、彼の姿や生い立ちなどを一緒にみることができます。
彼自身が影響された音楽やもの、家族写真なども見ることができるという貴重な体験をすることができます。

中でもおもしろいなと思ったものが「3.3の質問」です。これは彼自身が1986年に出版した『33の質問』をもとに考えられていて、当初の33の質問から彼が3問を選び、新たに「0.3の質問」を加えてつくった「3.3の質問」を各界で活躍する人々に投げかけ、その回答を作品として展示するというもの。谷川俊太郎さんの投げかけるとてもシンプルな問いに、見る人もきっと自分なりの答えを考えてしまうでしょう。

詳細

2018年1月13日(土)~ 3月25日(日)
※開館時間 11:00 ~ 19:00 (金・土曜日は11:00 ~ 20:00、いずれも最終入館は閉館30分前)
※休館日 月曜日(2月12日[月]は開館/2月13日[火]は振替休館)、2月11日[日](全館休館日)

会場:東京オペラシティ アートギャラリー(東京オペラシティタワー3F)
   最寄り駅は京王新線 初台駅から徒歩5分

料金:一般 1,200円、大学・高校生 800円、中学生以下無料

いかがでしたか

他にもアーティストさんとの対談や、スペシャルライブなども行われるそう。3月の後半まで開催されているので、ぜひ足を運んでみてください。きっと何か自分のなかで変化や、感じるものがあるのではないでしょうか。

サイトウ サオリ

2018年から社会人に。 学生時代からライターとしてインターンをしており、マネーケアなどについて学んできた。 若い人からの目線で、投資やお金について見ていく...

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