転職するなら知っておきたい!面接時における年収アップの方法
転職の際、希望する企業で年収が増えたとしたら嬉しいですよね。とは言え、「内定前に給与の話をしたら不採用になるのでは?」と不安に感じる方もいることでしょう。そこで今回は、面接時にできる年収アップの方法についてご紹介します。
「客観的な価値」を使って年収の交渉をしよう
面接で年収の話をするためには、自身にどれほどの価値があるのかを事前に把握しておく必要があります。自身と同じ年代・職種・キャリアでは年収がいくらなのか、同じ経験やスキルを持つ人では企業にどう貢献できるのか、ということを具体的に考えるのです。面接の前に「採用すれば御社にこれだけのメリットを与えますよ」というカードを作りましょう。そして実際の面接では、自己紹介や経歴を話し終えた後に「何か質問は?」と言われてから年収の話を切り出すのがベストです。もちろん、いきなり給与の話をするのはタブー。いくつか用意しておいた質問をしてから「雇用条件の話し合いはいつ頃になりますか?」という形で、直接年収や給与といった単語を出さないように交渉しましょう。
身の程をわきまえれば交渉は上手くいく
転職先が同業種か、異業種かよって交渉の話は大きく変わってきます。同業種であれば即戦力としてなり得ますので、「前職では500万だったので、600万円以上が理想です」と答えて差し支えありません。問題は異業種の場合です。未経験の職種では学ぶことが多く、即戦力になれるかどうか判断が難しくなります。この状態で先ほどのような交渉をしてしまうと、身の程を知らないと思われ不採用にされる恐れが高いでしょう。前職の収入より上がって欲しいと思うことは構いませんが、前職と同じ水準を発揮できるとアピールできなければ、年収の話はできません。どれほどの売上が出せるかを提示したり、専門のスキルがあれば前面に押し出したり、自身の強みをアピールしてください。事実的根拠に基づいた内容であれば、未経験の業種であっても年収アップは可能ですし、最終的にはキャリア・アップ転職にも繋がりますので、根気強く交渉してみましょう。
どんな業種でも身だしなみを大切に
面接を取り付ける際、「格好はカジュアルで構いません」と言われた経験はありませんか?何事も初めが肝心なので、IT系企業のような服装がラフな会社でも、基本的にビジネススーツで面接に行くことをオススメします。女性は、スカートでもパンツでも構いません。服装は第一印象を大きく左右するため、「しっかりした人」という印象を相手に与えてくれるでしょう。会社の気風に合わせることも大切ですが、それは入社してからの話。内定前の面接では、少し畏まり過ぎているくらい身だしなみを整えておくと、年収交渉も好転しやすくなります。きちんとした身なりで信頼感を得てから、年収について切り出すと上手くいく可能性が高いですよ。
収入にこだわりを
希望の年収を告げることは、自身の価値を提示することと同じ意味です。転職して損をしないためにも、自身がどれほど企業に対して貢献できるかを知っておいてくださいね。