マイナンバーカードを保険証に!「お得でない」の言葉に困惑中
本当にデメリットだけ?マイナ保険証にメリットはある?
「医療費が上がる」「導入機関が少ない」など、まだまだ整備されていない部分はありますが、マイナ保険証にメリットがあると感じた部分もあります。
確定申告の手間が省ける
マイナ保険証にすると、医療費控除を行うときの確定申告が楽になるとのこと。これには、大きなメリットを感じました。具体的には、行政手続きのオンライン窓口である「マイナポータル」から医療費情報が取得できるようになるため、年間にかかった医療費を一覧で見られるようになるそうです。これにより、領収書なしで確定申告できるようになるそうですよ。
医療費控除は、年間の医療費が10万円以上になったときに確定申告をすると、控除が受けられたり還付金が戻ってきたりする可能性がある制度。医療費が10万円を超えない年は利用できないため毎年行うわけではありませんが、我が家では妊娠から出産する時期に何回か医療費控除を申請しました。
このとき面倒に感じていたのが、医療費の集計です。家族全員分の領収書を確認して、1つの病院ごとに総額を計算し、データ化していくのが本当に手間でした。マイナ保険証にすることで、こうした手間が省けるのであれば、導入するメリットは高いと感じています。
診療・薬の処方データが閲覧できる
マイナ保険証であれば、特定健診情報や薬の処方データなども確認できるといいます。この仕組みも、便利なシステムだなと感じました。実際これまでに、同じ疾患で別の病院を訪ねたときに「どんな薬を使っていましたか?」と聞かれても思い出せず、あいまいな答えになったことが何回かありました。
こうしたときに、さかのぼって閲覧できるデータがあれば、より正確な情報を伝えられると思います。また、患者の同意があれば医師や薬剤師なども自分の情報を閲覧してもらえるとのこと。この点は、マイナ保険証にするメリットだと感じました。
普及すれば利便性は高そう!今後の動向をチェックしたい
マイナポイント事業につられて、調べ始めたマイナ保険証のこと。医療費が上がるなどのデメリットもありましたが、普及すれば利便性高く使えるものでは、と感じています。私は現段階ではまだ作るつもりはありませんが、マイナポイント第2弾キャンペーンが終わる2023年2月末までには結論を出そうと思います。気になった方は、公式サイトなどで自分に合うかどうか、ぜひ確認してみてはいかがでしょうか。