学校で習っておきたかった!FPの勉強が生活の役に立った体験談

学校で習っておきたかった!FPの勉強が生活の役に立った体験談
マネーケア

FPの勉強をしたことで良かったと思える3つのこと

日本の公的保険制度は優秀である

日本では、民間の医療保険に加入していなくても、公的保険で大部分を補えることに気づきました。病気で仕事に就けなくなると、傷病手当や障害年金などを受け取ることもできます。

アメリカでは医療費が高いため、ケガや病気で気軽に病院に行けないのに対し、日本は手厚い保障のおかげで大きな負担もなく、すぐに病院に行くことができます。これは、アメリカ以外を含めた世界水準でみても、とても素晴らしいということに、FPの学びを通して気づくことができました。

税金などは知らないと損する

私たちは日々税金を納めていますが、還付や減税に関しては知っておかなければ、損することが多いと思いました。医療費が高額になれば、高額医療費制度が使えます。家を購入すると、住宅取得控除が受けられ、所得税が控除になります(それぞれ適用条件あり)。

これらは調べると内容を知ることができますが、役所や担当者からわざわざ教えてくれることはありません。つまり、知らなければ損をするのです。実際に、高額医療費制度のことを知らなかった知人は、高い医療費がかかった年度に還付の申請をしておらず、申請したら戻ってきたであろう控除を受けることができませんでした。

毎日の食費や生活費は気にするのに、節税で浮かせられるお金について知らないのは、もったいないと思います。これらに気づけたことは、学んで良かったと思える大きなポイントです。

ライフプランをたてることで自分や家族と向き合えた

私は、FPの勉強を通して、自分の人生や家族の人生と向き合いました。「子ども3人とも大学に進学したらどれくらいお金が必要だろうか」「老後は田舎でゆっくり過ごしたいから、そんなに贅沢は必要ないかな」など、ライフプランについて考える時間はとても楽しかったです。

また、将来のために今からお金を蓄えることも必要ですが、今の時間も大切だと思うようになりました。そして、将来のためのお金は、貯蓄だけでなくしっかり運用していきたいと前向きになれたことも、良かった点だと思っています。

FP資格は生活密着型の国家資格

FPの勉強は、社会に出る前の学生時代に学んでおきたかったと思うほど、生活に役立つ内容が盛りだくさんです。私は3級を取得しましたが、資格取得を目標にしなくても、学んでおいて損はありません

また、自分のライフスタイルを見直し、お金の流れを整えることは、資産形成の第一歩だと思います。ぜひ一度、自分の身の回りのお金と向き合う勉強をしてみませんか?

marunon

2018年に投資をスタートさせた3児の母。 資産運用を通してお金の基礎知識をつけたいと思い、2022年にFP2級を取得。 マイペースに継続できる投資を心掛け...

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