おトクにお花見する方法 食べ物はデリバリーでスマートに

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 毎年、待ち遠しい行事のひとつ、「お花見」。桜の開花予想をチェックし、家族や友人、同僚などとお花見スケジュールをたてるのも、お花見時期が限られているからこそ貴重な時間ですよね。今回は、おトクにお花見する方法についてお伝えします。

【都内の主要公園でおトクにお花見】

 桜の名所は各地さまざまありますが、桜のみならず、お花見で賑わう雰囲気も楽しみたいなら、なんといってもお花見ができる公園がオススメです。お花見ができる都内の主要公園としては「上野恩賜公園」「新宿御苑」「六義園」などがありますが、花見客で賑わう開花時期にはさまざまなイベントが催されています。

 たとえば、公園によってイベント期間中はライトアップされた夜桜を楽しむことができます。太陽の下で鑑賞するお花見も素晴らしいですが、ライトアップされた夜桜は、昼間とはひと味違った風情があります。
もちろん近所の公園でもお花見は十分楽しめますが、美しく演出された桜を鑑賞できるのは主要公園ならでは。1年に1カ所行ってみるのもオススメです。
尚、新宿御苑の開園時間は3月15日から9:00~17:30までで、ライトアップの予定はありません。

 また、主要公園では屋台なども出ていて、手ぶらで行ってもビールや食べ物を購入できます。
ただし、金額は高めに設定されています。
たとえば、ビール、ジュースなどの飲料は、公園に入る前に近くのスーパーやコンビニで買っておいた方がおトクです。自宅から持参してもよいですが、荷物になるので100円ショップで購入できる保冷バッグを持参し、お花見場所近くで購入した飲料を入れておけば公園で高いビールを購入しなくても冷たいビールを堪能できます。
新宿御苑と六義園ではお酒は飲めませんので注意しましょう。

【お花見はデリバリーでスマートに】

 お花見は楽しみたいけど、お弁当を作るのは面倒。手間や時間をかけずに食事も楽しみたい、と考える人は少なくないでしょう。お花見をしながら手軽に美味しい料理を楽しみたいなら、デリバリーを利用するのも手です。公園までデリバリーしているか確認した上で、わかりやすい目印になる場所を伝え、デリバリーしてもらえるなら食べたいものを注文することができます。

 また、最近では通常はデリバリーしていないお店のデリバリーができる「Uber Eats」も話題です。デリバリーといえばピザやお弁当などをイメージしますが、「Uber Eats」にはさまざまなレストランが登録されていて、そこの料理をデリバリーしてもらうことができます。
料理の注文から決済までスマホのアプリで完結できるのも便利です。

 登録しているレストランは、イタリアン、韓国料理、寿司、中華料理など約4000店舗(2018年12月現在)もありますが、配達エリアは広まっているものの東京をはじめ主要都市に限られています。お花見場所が配達エリアであれば、利用したいところです。ただし配達料がかかるなど、お店で食べるよりも費用がかかることはご注意ください。

【公園の規則は要チェック】

 お花見を多くの人が快適に満喫できるように、公園ごとの規則があります。例えば、長時間による場所取りです。無人でレジャーシートで場所取りしているとパトロール職員や警備員に撤去されます。また、場所取りの代行も認められていない公園もあります。

 他には、テーブルやイス、テントの持ち込み、コンロや発電機などの使用禁止、ごみ捨てについてなど規則が設定されています。事前に公園の規則をチェックしておき、公園ごとに決められた規則を皆が守ることで、誰もが楽しくお花見を楽しむことができるので、とても大切なことです。

公園からの注意事項
「上野恩賜公園」:公園からの注意事項
「新宿御苑」:施設利用・入園案内
「六義園」:この公園について

【まとめ】

 今回は、ビールなどの飲み物はお花見会場ではなく事前にスーパーなどで購入してくる、食べ物をデリバリーで頼むことで手間と時間がかからないおトクにお花見する方法をお伝えしました。
満開時期は地域によって異なるので、これから満開になる地域へ旅行がてらお花見に遠征するのも日本ならではの楽しみ方ではないでしょうか。

今関 倫子

ファイナンシャルプランナー 外資系保険会社勤務中に、AFP資格取得後、独立系FP事務所に転職。ファイナンシャルプランナーとして活動し、女性を中心に年間のべ2...

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