【体験談】メーカー営業から外資系保険営業に転職!給料や待遇は?
仕事が順調に回るためには、何が必要でしょうか。本人の努力、会社の力、会社を取り巻く環境……。単純にこれ!とは断言できないのが、仕事の奥深さでもありますよね。
今回は、大きな勘違いから転職を決断し、失敗から多くのことを学んだ筆者の知人、Nさんの体験談をご紹介します。内容は個人の見解となることを了承ください。
▼プロフィール
・Nさん28歳 女性
・関東の文系4年制大学卒
・前職:大手事務機器メーカー営業 6年勤務
・転職先:外資系保険会社 営業
営業力に自信あり!もっと上を目指したい
Nさんは、都内在住28歳女性。新卒で入社した会社では、営業職として勤務していました。もともと接客や人と話すことが好きだったというNさん。入社4年目にしてトップセールスを記録するという偉業を成し遂げ、社内でも注目される存在となっていました。
Nさんが勤めていたのは、コピー機などの事務機器メーカー。テレビでCMをやっているような大手企業で、顧客は法人ばかりでした。Nさんが担当していたのは、既存顧客のメンテナンスと、新規顧客への提案型営業。有名企業が集まるオフィス街を担当していたこともあり、営業成績で困ったことはなかったそうです。
順調にキャリアを築いていたNさんですが、入社早々にトップセールスを記録してしまったことで、それ以上の目標を見つけられずにいました。提案型営業とは言え、既製品を売り続けることに少々飽きてきたという本音も。自分の営業力には自信があったので、もっと自由で高待遇な外資系保険会社で営業をしたいと思い、転職を決意したのでした。
外資系保険会社に転職!給料は?待遇は?
Nさんが転職したのは、有名な外資系保険会社。営業経験者だったこともあり、入社試験はとても簡単に突破できたそうです。
入社前後で大きく異なったのが、給料体系。前職では基本給プラス実績給、年2回の賞与と手厚い諸手当がついていましたが、転職後は完全歩合制となりました。と言っても、いきなり基本給ゼロになるのではなく、入社2年目までは月々基本給プラス実績給というシステム。それでも手取り額は、大幅にダウンしました。
転職時の研修は手厚く、商品概要の説明やロールプレイングによるセールストークの指導などもあったそうです。オフィスではPCや営業ツールが支給され、一見するとこれまでと変わらないような風景でしたが、家賃補助や財形貯蓄など日本企業でよくある福利厚生の制度は皆無。少しドライな気もしましたが、結果さえ出せば自由が許され、高待遇が約束されていることに、当初はモチベーションも上がったNさんなのでした。