FPおすすめ「外貨預金」金利ランキング  

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為替手数料には注意

金利にばかり気を取られがちですが、注視しなければならないのが為替手数料です。円から外貨に交換するときや、外貨から円に交換するときにかかる為替手数料。
米ドルを例にとると、都市銀行の大半が片道1円なのに対し、じぶん銀行は購入時の為替手数料が無料住信SBIネット銀行では4銭ソニー銀行と新生銀行は15銭楽天銀行は25銭など大きな差があります。

例えば、100万円を1米ドル100円の時に預金したとしましょう。
住信SBIネット銀行が片道4銭、都市銀行が片道1円で計算すると、住信SBIネット銀行では手数料に400円かかるところ、都市銀行では1万円。
その差はなんと9,600円。
為替の動きは誰にも予想できませんが、金利と為替手数料は購入時にわかるもの。為替手数料は大事なチェックポイントと覚えておきましょう。
なお、都市銀行もネット経由での購入は店頭での購入より割安な場合もあります。

また、購入後すぐに売却すると為替手数料がかかる分、元本割れをする可能性があります。円安になるタイミングを待って売却できるように、余裕資金の範囲で無理なく行いましょう。

外貨預金は金融機関が破綻した場合に元本1,000万円とその利息までが保護される「預金保険制度」の対象外というリスクもあります。
金融機関を選ぶときには、どんなリスクがあるのかについてもしっかり把握しておくことが必要です。

外貨預金の始め方

外貨預金を始めるときは、金融機関にて外貨預金専用の口座を開設する必要があります。そのため、まずはどの金融機関で口座開設するのかを金利や手数料などを比較しながら選択します。
口座開設や取引は、銀行窓口でもできますが、インターネットでも可能。銀行によってはスマートフォンのアプリがあり、時間と場所を選ばず取引することができます。

取引銀行が決まれば、円普通預金口座に日本円を入金。その後、通貨と金額を指定して外貨普通預金または外貨定期預金を購入します。
為替レートは定期的にチェックしましょう。

まとめ

ボーナス時期には、金利の上乗せや購入時の手数料が無料になるキャンペーンなどおトクなプランが出てきます。まずはニュースで経済の情報や為替の動きを目にしやすい、米ドルから始めてみてはいかがでしょうか。

※ランキングについて
2019年8月2日時点の金利です。作成時に対象となるキャンペーン金利は含んでいません。
調査対象銀行は、じぶん銀行、ジャパンネット銀行、新生銀行、GMOあおぞらネット銀行、住信SBIネット銀行、ソニー銀行、東京スター銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、楽天銀行、りそな銀行。詳細については各金融機関にお尋ね下さい。

執筆者:ファイナンシャルプランナー(CFP) 辻本 由香

辻本 由香

CFP、おふたりさまの暮らしとお金プランナー 企業の会計や大手金融機関での営業など、お金に関する仕事に約30年従事。暮らしにまつわるお金について知識を得るこ...

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