【出産~子育て】「選択」次第でかかるお金が全然違ったエピソード3選
【ケース3】同じ競技の習い事でも月謝がこんなに違う…
子どもが大きくなってくると、子どもの習いごとにかかる費用もバカになりません。同じ競技であっても、どのスクールに通うのかによって月謝に大きな違いが出ることもあるようです。筆者の友人であるDは、子どもをサッカースクールに入れて、他のスクールとの月謝の違いに驚いた経験のある一人。
スクールの雰囲気や子どもに合うかどうかはもちろん、子どもの習いごとを決めるときには、他のスクールとの月謝や内容の違いもよく比較したほうがいいと言えるようです。
サッカーを習いたいと言い始めた友人Dの子ども
友人Dの子どもは、小学校へ上がるタイミングでサッカーの習い事をスタート。元々子どもから「小学生になったらサッカーが習いたい」と言われていたこともあって、近場で練習しているサッカースクールを探していたそうです。
友人Dの子どもが小学生になった今年の春は、ちょうどコロナの第一波で学校が休校になった時期。友人Dの子どもが通う小学校も例外ではなく、入学式の2週間後くらいから休校になってしまったそうなのです。そんなとき、友人Dの家のポストに一枚のチラシが投函されました。
タイミングよくポスティングされたサッカースクールへ入会
友人Dの家のポストに投函されたのは、新一年生の部員を募集するというサッカースクールのチラシでした。
「息子が通えそうなサッカー教室を探していたところ、タイミング良くサッカースクールの部員募集チラシがポスティングされたんです。ちょうどいい機会だったので、さっそく週末に体験へ行ってみることに。息子も楽しそうにしていたのと、体験当日に入会を決めればいろいろな割引が適用されることになっていたので、主人と相談して入会を決めました」
体験当日にサッカースクールへの入会を決めた、友人D。月謝は6,000円ほどで、その他に会場使用料で毎月1,000円、練習のためのユニフォーム代で13,000円ほどと、思っていたよりもお金がかかったそうなのです。しかしその翌月、友人Dは破格のサッカースクールのチラシを目にすることになったそうで…。
学校のサッカースクールの月謝との違いに驚愕
学校が再開された初日に、友人Dの子どもが持って帰ってきた手紙の中に、サッカースクールの部員募集のチラシが入っていたそう。そのサッカースクールは、学校のグラウンドで行われている地域のサッカースクール。コロナによる休校の影響で入学式後すぐに募集がされず、学校再開のタイミングで部員募集を始めたようでした。
「第一子だったこともあって小学校で行われている運動部の様子がわからず、学校のグラウンドでサッカーの練習が行われていることも知りませんでした。わが子が入会したサッカースクールとは違って保護者が戸締りをしたり手伝いをしたりと、大人の負担も多い印象を受けたのですが、驚いたのは何より月謝の違いです」
「入会したサッカースクールが週1回の練習で6,000円の月謝なのに対して、学校のグラウンドで行われているサッカースクールは、週3日の練習でなんとたったの1,500円。ここまで額が違うと、さすがに『もうちょっと他も見てから入会すればよかった…』と少し後悔してしまいました」
友人Dの子どもが入会したサッカースクールの月謝との差は、なんとひと月4,500円。練習の日数も大幅に違い、親の負担が多いとはいえ月謝の額の違いに戸惑いを隠せなかったそうです。
月謝の額だけで比較するものではありませんが、子どもの習いごとを決めるときは、ある程度情報収集をしてから、考えたほうがいいかもしれません。
自分の選択で後悔しないようにお金の違いもよくチェックしよう
出産からスタートする子育て期間は、お金の面で壁にぶつかる機会も少なくありません。自分がなにを選択するかによって、かかるお金の額にも違いが出てきます。子どもに関連することで何か選択に迫られたときは、内容とコスト面を照らし合わせながら、できるだけたくさんの選択肢の中から選びたいものです。